<主なTopic>
・新規拠点を設置し、アライアンスを広げる
・災害時返却カーリースリニューアル
(平時&災害時の利用者の声動画もできました)
・秋田信用金庫で6台の災害時返却カーリース
・JU岩手と協定締結
・「災害時のクルマ被災をどうするか?」分科会報告
・日本ミシュランタイヤ様の会合で活動を紹介
・宮城・福島沖地震支援-軽トラ貸出延長-
・学生整備プロジェクト
・カーシェア会動画紹介「葛川いきいきサークル」
・メディア掲載
・スタッフ募集
・編集後記
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◆新規拠点を設置し、アライアンスを広げる
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先週も大きな地震があり、今週はスコールのような
雨が各地で降りましたね。
今年に入ってから、私たちは優先して災害に備える
取り組みの準備をしてきました。
そのうちいくつか発表できるようになりましたので、
今日はそれらを中心にご紹介します。
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この春から2年間、トヨタ・モビリティ基金様の支援を
受けて災害時に対応するための体制を強化するために
「新規拠点の設置」と「モビリティ・レジリエンス・
アライアンス拡大」等の取り組みを集中的に行います。
なんと、新たな拠点設置に必要な経費やアライアンス
拡大に必要な経費をトヨタ・モビリティ基金様に
ご支援いただけるのです。すごいですよね。
なので、貸出拠点の設置もアライアンス締結を
加速させることができます。
具体的には2年間で新たに3つの貸出拠点を整備し、
8団体のアライアンスを50団体にまで広げることを
目指します。
東日本大震災規模の災害が起きても対応できる
仕組みを作ると明言した限り、相当の動きが
必要なことは覚悟をしています。まずはこの目標
をしっかりやり遂げたいと思います。
貸出拠点に設置に協力いただけたり
アライアンス(協定締結)に関心を持っていただける
自治体・企業・団体を募集してますので、ぜひとも
お声がください。また、ご紹介もお願いします。
1件1件丁寧に打合せしながら、今できる必要な備えを
共に築けたらと思います。
*プレスリリースで発信しました*
「災害時のクルマ被災」のための支援拠点の設置、
アライアンス拡大に参画する自治体・企業・団体募集
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◆災害時返却カーリースリニューアル
(平時&災害時の利用者の声動画もできました)
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災害時に被災地へクルマを迅速に集めるための核となる
動きの一つが「災害時返却カーリース」を普及させる
ことだと私たちは考えています。
このカーリースが広がれば、災害時に被災地に迅速
に車を集めることができるようになります。実際、
今対応中の相馬でも昨年の九州の水害でも返却された
車が初動で大活躍しました。
現時点で、この仕組みで全国に配備された車は約50台。
でも、これでは足りない。
私たちはこの仕組みを広めるために利用者アンケートを
実施し、皆様のご意見を基にサービス内容をリニューアル
しました。
主な改定ポイントは3つ。
・改定点1
故障修理の負担がなくなりました。
(これまでは利用者負担、これからは協会負担)
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・改定点2
途中解約の違約金の負担額が小さくなりました。
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・改定点3
災害支援団体が支援時にリース車両を使う時は
期間限定で利用料が無料になります。
一番のポイントは1つ目の故障修理を協会負担で
行うという点です。これは、寄付で集めた古い車を
扱う私達にとって非常に勇気のいる決断でした。
いろんなリスクが考えられるからです。
でも、利用いただく方が安心して利用いただける
ものにしない限り、この仕組みは広がらず、
いつまでたっても災害時の備えができないのでは
この取組を行う意味がないと思い、清水の舞台
から飛び降りる気持ちでまずは挑戦してみること
にしました。
以下新しくなったチラシです。
(災害支援団体用と2種類あります)
災害時返却カーリースチラシ
災害時返却カーリースチラシ(災害支援団体用)
そして、
【災害時返却カーリースの動画ができました】
仕組みをわかりやすく解説し、更に
平時と災害時の利用者の声が紹介されています。
ぜひ、ご覧いただければと思います。
そして、災害時返却リースをご検討いただければ嬉しいです。
↓こちらから動画を閲覧ください↓
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◆秋田信用金庫で6台の災害時返却カーリース
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上記、災害時返却カーリースが秋田信用金庫で6台
4月下旬に導入いただきました。
秋田で災害が起こればすぐに6台は支援用に確保
できるようになりました。
もし、秋田で災害が起ったら、車の手配など大変
なことが想定されますが、この6台で最初の動きを
始められるだけで現場の動きが変わってきます。
ここに至るまでには、私どもの活動を信金中央金庫様が
長期にわたり応援頂いていて、地道なご紹介の中で
このような形になりました。本当に感謝です。
現地で行ったセレモニーの様子を報道各社に ご紹介いただきました。
5/13 日刊自動車新聞 災害時返却カーリース、秋田信金が県内初導入
5/20 朝日新聞 災害時はすぐ返却、被災地へ 支援用カーリース普及へ秋田信金が契約
嬉しいことに、その後秋田市内で別の企業からも
災害時返却カーリースの申し込みがありました。
こうやって少しずつ備えが広がればいいなと思ってます。
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◆JU岩手と協定締結
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さて、冒頭にも触れたアライアンスについて
今年最初の協定が隣県の岩手で締結できました。
締結させていただいたのは中古車販売店の業界団体
である岩手県中古自動車販売協会様・岩手県中古
自動車販売商工組合様(総称してJU岩手)です。
岩手県って四国と同じくらい大きいってご存じですか?
2016年の岩泉町の水害の対応でその広さを思い知りました。
隣県といえど石巻から車を運び対応するのは本当に大変でした。
それが、今回の協定で、災害時にはJU岩手様から
会員に車の寄付の呼びかけていただけることになり
現地でのクルマの確保が非常にスムーズになります。
3月にご提案させていただいて以来
小原会長と五十洲専務に石巻までご足労いただく等し
打合せを重ねさせてきました。
小原会長は東日本大震災の経験から
約1週間非常用の電源を確保できる車を開発する等
災害に関して問題意識をお持ちで、今回の連携に
ついても非常に熱心に向き合ってくださいました。
締結式の様子は地元のテレビ岩手でご紹介いただき
ましたので動画で様子をご覧ください。
昨年協定を結んだJU宮城様からの紹介や
JU本部様が3月に各支部に当協会の活動をご紹介
頂いたことが今回の連携の後押しとなりました。
心より御礼申し上げます。
今回のJU岩手様の動きを一つの契機に他のJU各支部様や
他にも企業・団体の皆様ともアライアンスを広げて
いけたらと思っています。
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◆「災害時のクルマ被災をどうするか?」分科会報告
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5月13日に「第6回 災害時の連携を考える全国フォーラム」
にて「災害時のクルマ被災をどうするか?」というテーマ
の分科会を実施しました。
コーディネーターに共同通信の所澤様に協力いただき
パネリストにオートバックスセブンの黒沢様、トヨタ自動車
の諸留様、岡山県の横田副知事と共に私の方で登壇させて
いただきました。
これが本当に内容の充実した分科会となりました。
実際に話を聞くって大事だなって思いました。
今回登壇いただいた皆さまのことはもちろん存じ上げて
いましたが、いざお話を聞くと「なるほど」とか
「そうだったんだ」と思うことが色々ありました。
例えば、オートバックスセブンの黒様部長から
連携するメリットについての質問に対して
次のようなお話がありました。
「企業が支援しようとした際、現地でどのような活動を
するか分からない中で判断するのは時間がかかるのですが、
日本カーシェアリング協会さんと連携するということを
決めておけば、『日本カーシェアリング協会さんが
動けば私たちも動く』というシンプルなジャッジが出来ること、
これが非常に大きいことだと思っています。」
これを伺った時、当然ですが私たち自身の現地での判断
と対応についての私たちの役割と責任を改めて認識する
ことができました。
参加された方のすべてが満足したと回答いただいた
この分科会のエッセンスのみ抜粋したものになりますが
分科会の報告を下記にまとめましたので、
よろしかったらご覧ください。
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◆日本ミシュランタイヤ様の会合で活動を紹介
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5月11日~13日の3日間、MRアライアンスのメンバーでも
ある日本ミシュランタイヤ様が横浜で行われた
ディーラー様やユーザー様との会合にて当協会の
活動をご紹介いただき、災害支援活動への参画の
呼びかけにご協力いただく機会をいただきました。
結果、車の寄付の呼びかけや災害時返却カーリースの
利用などに協力いただける新たなご縁を新しい地域で
得ることができました。
アライアンスのメンバーの皆様ともこういった形で
支援の輪を広げる活動を共に行えること、
本当に嬉しく思います。
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◆宮城・福島沖地震支援-軽トラ貸出延長-
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5月9日まで予定していた相馬で行っている軽トラック
の貸出支援ですが、延長して支援を続けております。
一旦5月31日までとしましたが、それも更に延長する
方向で調整しています。
想定した以上にニーズがあり、軽トラックは常に活用
されている状況にあります。
活用の様子を紹介しております。
facebook:南相馬の災害支援チーム「このゆびとまれ」に協力
facebook:相馬での活動の様子
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◆学生整備プロジェクト
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毎年の恒例の石巻専修大学でのタイヤ交換を
4月20日~22日にかけて行いました。
今回は4年生10名と3年生7名の合計17名が
70台の車のタイヤ交換を行ってくれました!!!
学生のみんな、3日間がんばってくれてありがとうございます!
学生整備プロジェクトの開催にあたっては今年も
様々な用品メーカー様にご協賛いただきました。
心より御礼申し上げます。
<ご協賛いただいた企業様>※五十音順
三共油化工業株式会社様
株式会社ジョイフル様
日本ミシュランタイヤ株式会社様
パナソニックカーエレクトロニクス株式会社様
PIAA株式会社様
横浜ゴム株式会社様
ルート産業株式会社様
<報道でご紹介いただきました>
4/29 石巻かほく
安全願い自動車整備 石巻専修大生、日本カーシェア協とタイアップ
5/27 ゴム報知新聞
横浜ゴム、日本カーシェアリング協会へタイヤ寄贈
(乗用車タイヤ80本とホイール36本)
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◆カーシェア会動画紹介「葛川いきいきサークル」
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前回から各地のカーシェア会の様子を
動画で1地域ずつ紹介しています。
第2回は滋賀県大津市葛川地区の
「葛川いきいきサークル」です。
葛川地区は自然豊かで美しい山間部にあり
関西ですが冬になれば石巻よりも雪が降る位
山深い地域であります。
導入当初は、バスの本数が少ないことが課題で
その補足的な役割として活動が開始されました。
その後デマンドタクシーが導入され交通環境
は大幅に改善されましたが、デマンドタクシー
で行けない場所への移動に利用されるように
なりました。
状況に応じて柔軟に役割を変えて活動が行われて
いる皆さんの活動の様子をぜひご覧ください。
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◆スタッフ募集
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<車を活用した地域づくりコンサルタント>
https://partner.jica.go.jp/RecruitDetail?id=a0L2t000003kOabEAE
<災害支援事業>
災害時にクルマで困らない社会の仕組みを一緒に作りましょう。
https://partner.jica.go.jp/RecruitDetail?id=a0L2t000002gJ6OEAU
<非営利組織のマーケティング>
https://partner.jica.go.jp/RecruitDetail?id=a0L2t000002gkBIEAY
<整備兼カーサポート>
https://partner.jica.go.jp/RecruitDetail?id=a0L2t000002gTFMEA2
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◆編集後記
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気がつけば、なんか今日のメールニュース
いつも以上に量が多くなってしまいましたね。
いつも量が多めなのは自覚してますが、
伝えたいことが多く、長くなりがちです。
離脱者多かったのではと思います。
この編集後記までたどり着いた方いらっしゃれば、
本当に感謝です。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆◇発行元◆◇
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