『EVでどこまで行けるか!』
という事をコンセプトに、石巻からEVでいろんな所に行く『EV旅行』を来月から具体的に進めていくため、千葉さんと増田さんが、宮城県内のどこに充電設備があるのか、現状とこれからの予定を確認する為に宮城県庁に話を聞きに行きました。
i-MiEVで千葉さんが家から持ってきたみかんを食べながら出発です。
県庁までは、8号線を通って下道で行きました。
フル充電したi-MiEVでどこでどの位電力が消費されるか確認しながら行きました。
「利府あたりで半分位になるから、このあたりなら充電なしで往復できるな!」
とか車内でみかんを食べながら確認しあいながら来ました。
そして、県庁に到着!
「石巻からi-MiEVで来ました!」
その言葉に、環境生活部 温暖化対策班の山田さんは驚いてました。
「えっ、石巻から仙台までi-MiEVで来れるんですか!」(余裕を持って来れます)
そして、宮城県の状況を説明してくださいました。
【宮城県次世代自動車充電インフラ整備ビジョン】
http://www.pref.miyagi.jp/uploaded/attachment/221557.pdf
宮城県は、これからインフラ整備を進めようとしている矢先に震災があり、充電設備設置などの取り組みが大幅に遅れているとの事でした。
「8号線を通ってきたのですが、充電設備が一切なくて帰りは違う道で帰る予定をしています。8号線といった県民の主要道路に充電設備がないのはEVの利用者にとって不便だと思います。」
というと、
「8号線には春頃日産のディーラーさんが1箇所、設置を予定していまして・・・」
という風に、細かい事まで色々と丁寧に教えて下さいました。
EVユーザーのコミュニティを作っていこうとしている事についても、関心を持ってくださいました。ユーザーの視点から色々と情報発信していくので、色々と情報共有しながら宮城県を盛り上げていけたらいいなと思いました。
県庁を後にし、近くのガソリンスタンドに急速充電するために立ち寄りました。
しかし・・・
どうやら機械が壊れているようで、店の人から同じ系列の別の店舗を紹介されそちらまで行きました。
店の方も慣れていない様子で、EVの充電を使用しているユーザー自体がすごく少ないのだと感じました。
次の店では、店員さんの指導の元
ばっちり充電できました。
充電時間は、お蕎麦屋さんに入り、温かいおそばを食べながら待ちました。
「充電している間の時間の過ごし方や、今回のトラブルのようなこともちゃんと考えておかないといけないねぇ。」
とか話をしながら、登米のはっと汁等をおいしくいただきました。
3割ほどの電池がお蕎麦を食べている間に、9割まで充電されていました。
帰りは敢えて有料高速道路の三陸道を通って帰りました。
高速道路でのEVの移動を確認するためです。
ECOモードでも充分高速道路を走れることが分かりました。
あと、春日SAあたりに急速充電の設備があれば仙台・石巻間はEVでも安心して移動できるという事も分かりました。
帰りの車の中で、最初の『EV旅行』の場所が決まりました。
『遠刈田温泉』です。
県庁で確認した充電設備設置場所と増田さんと千葉さんの地元感覚の元、決まりました!
さぁ、どんどん前に進んでいきます!
県庁へGO!
2013.12.13