加賀市では1月17日時点で約750名の避難者を受入されています。
身の回りの十分な用意もなく逃れて来た方々がたくさんいらっしゃいます。
そして、車を被災された方は車がありません。
ライフラインは整っていますが、全く知らない土地での避難生活。
そのご苦労や不便さ、ご負担は測りしれないものがあるでしょう。
自宅の様子が気になる方。
会いに行きたい方がいらっしゃる方。
必要な物を買いに行きたい方。
そんな何気ない行動が制限される生活を送られていることと思います。
そんな現状を少しでも良くするために、加賀市役所さんから当協会に車両貸出しのご依頼がありました。
避難所として使用されている施設に配備し、避難されている皆さんにシェアしてご利用いただくという想定をされてのご依頼でした。
そして1月17日に5台の車両を加賀市役所さんにお届けすることができました!
これらの車両は高岡市からいらっしゃったボランティアさんにご協力いただいて運搬しました。
様々な方々にご協力いただけていること、本当に感謝でいっぱいです。
そのボランティアさんたちは、なんと加賀市からの帰り道も、能美市の大協運送さんに駐車させていただいていた軽トラ4台を七尾市まで運んでくださいました。
今回の加賀市の案件を通して、私たちが目の当たりにしたのは「2次避難者の足の確保」です。
能登半島だけでなく、避難先の地域で車でお困りの方がいるということが分かりました。
そう思っている矢先に他の受け入れ自治体からも同様の相談がありました。
こうした課題にも対応できるように準備を進めていきたいと思います。