活動レポート
REPORT

JU福井様と災害時の支援協力協定を締結しました

2024.07.23

7月23日、福井県中古自動車販売協会・商工組合(総称してJU福井)様と「自動車を活用した支援活動への協力に関する協定」を締結しました。
これにより福井県内及び近隣地域で災害が発生し、協会が支援を行う際に車不足が生じた場合、JU福井様には車の寄付や会員販売店様への協力の呼びかけにご協力いただきます。

協定式は、オークションが始まる前のオークション会場で執り行われました。災害時の連携の際には会員販売店様の協力が欠かせません。だからこそ会員販売店様と共に行える日時を選定されたのでした。

JU福井の松本会長(兼理事長)からは、過去に福井県で発生した災害について触れられたうえで今回の協定締結についての意義をご説明いただきました。
昭和23年の福井地震では約4000人もの方々がお亡くなりになり、平成16年の福井豪雨では、JU福井の会員企業様も車が水没し大きな被害にあったとのこと。
松本会長は「災害が起こり、車でお困りの方がでれば少しでもお役に立ちたいと思っています。その時は会員の皆様、ご協力お願いします。」とご挨拶の中で集まられた会員販売店の皆様に、呼びかけてくださいました。

福井近郊で災害が発生し、支援のための車が不足した際には、JU福井様にご協力いただくことで、より迅速に支援を届けることができます。
連日全国各地で豪雨が起こっています。いつどこで災害が起こるかわからない中、福井県での備えの第一歩を踏み出せたことは大きな意味があることだと感じています。

今回の協定締結は、全国で40団体目の締結となりました。
またJU都道府県支部との協定締結としては27団体目です。
今後も日本カーシェアリング協会は、様々な企業・団体と連携し、災害時に車不足で困らない社会の実現に向けて取組みを進めてまいります。

今回私たちの呼びかけにご快諾いただいたJU福井様に改めて感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。

当協会の災害時の連携体制づくりについてはモビリティ・レジリエンス・アライアンスページをご覧ください。
https://www.japan-csa.org/action/mobility/alliance.php