
3月12日、日本カーシェアリング協会は山形県と「災害時における被災者等の移動手段の確保に関する協定」を締結しました!私たちはこれまで隣県ではありますが山形県で本格的に支援を行う機会がありませんでした。しかし昨年、酒田市・戸沢村に拠点を設置して災害対応を行う際に山形県庁とも情報共有を行いながら進めてきたことが、今回の協定締結のきっかけとなりました。

この協定は災害発生時に当協会が車両支援を行う際、場所の確保と被災者への広報を山形県が市町村と連携して協力いただく内容となっており支援の迅速化を実現します。全国で21自治体目(都道府県としては14自治体目)の協定締結となります。そして、この協定の締結により、東北6県の全てと協定を締結することとなりました。
協定を締結した日は、東日本大震災から14年が経った翌日でした。日本史上最大規模の車の被災を経験した東北の全ての都道府県で災害時の車の問題への備えの必要性を共有し、連携の基礎が築けたこと本当にうれしく思います。
協定書自体は、書面で交わしたのですが、3月14日に山形県庁を訪れ、報道向けの説明と山形県防災くらし安心部長中川様との意見交換を行いました。

意見交換の中で中川部長からも地方での車社会で災害による生活の足がなくなることを懸念されているというお話もあり、今後どう備えていくのかということについて時間をかけてしっかりと意見交換を行うことができました。今回の協定締結を機に山形県で、しっかりとした備えの体制を築けるよう取り組んでまいります。

そして東北発の車の支援の備えを、更に全国へ広げてまいります。
今後とも皆さまのご支援・ご協力をよろしくお願いいたします!
*当協会の災害時の連携体制づくりについてはモビリティ・レジリエンス・アライアンスページをご覧ください。
https://www.japan-csa.org/action/mobility/alliance.php
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