8月9日、長崎県中古自動車販売協会・商工組合(総称してJU長崎)様と「災害時における被災地への車両提供の協力に関する協定」を締結させていただきました。
この日行われるオークションの冒頭でこの日参加されていた会員の皆様に見守られる中、締結式を執り行いました。
協定締結により長崎県内及び近隣地域で災害が発生し、協会が支援を行う際に車不足が生じた場合、JU長崎様には車の寄付や会員への呼びかけにご協力いただきます。
JU長崎の東会長(兼理事長)より、「車を被災して困っている方へしっかり支援できるようにしたいと思っています。」と力強いお言葉をいただきました。
こうしてJU都道府県支部様との協定締結は13団体目となりました(JU様以外も含めると24団体目)。各地の被災地でJU各県支部様と締結した協定が非常に現場で活かされています。台風の通り道であり災害が多い九州でこうした備えの体制がJU長崎様と築けたことは本当に意義深いと思っています。
今回私たちの呼びかけにご快諾いただき、また、心温まるご対応をしていただいたJU長崎様に改めて感謝申し上げます。
8月9日は、長崎県では原爆が投下された祈りの日です。元々は別の日程を予定していたのが、日程が延期したまたまこの日に実施することとなりました。私(吉澤)は、20代の頃に、この問題に向き合う取り組みを行っていて、長崎で被爆を経験された方々のお話を聞く機会も多くありました。その取り組みで学んだ事などが少なからず今の活動に生きていると思っています。そんな背景もあり、この日に長崎を訪れることになったことに個人的にも感慨深い気持ちになり、11時2分には静かに黙とうを捧げました。私にとっては忘れられない協定式となりました。
●当協会の災害時の連携体制づくりについてはモビリティ・レジリエンス・アライアンスページをご覧ください。
https://www.japan-csa.org/action/mobility/alliance.php
●災害に対応するためのクラウドファンディングに現在挑戦しています。より強固な備えのための体制を作っていくために、応援よろしくお願いします。
https://readyfor.jp/projects/japan-csa2023