活動レポート
REPORT

山形県南陽市から視察にお越しいただきました

2023.11.29

10月17日、山形県南陽市から市議のみなさまがコミュニティ・カーシェアリングの視察でお越しになりました。
きっかけは、8月22日に南陽市役所主催で行われた代表理事の吉澤が講師をさせていただいた勉強会。より詳しく学びたいということで視察を依頼いただきました。行動力がすごいですね。

▽8月に行われた山形県南陽市での勉強会の様子
https://www.japan-csa.org/blog/archives/4409

南陽市議のみなさまは、石巻へ前日入りして事前にご紹介した石巻市役所へのヒアリングを既に行われたうえで、現場視察に臨まれました。
今回は、門脇カーシェア会をご案内し、交流していただきました。

集会所に到着すると「ようこそ~!」のかけ声と拍手でお出迎え。歓迎モードのあたたかな雰囲気で始まりました。
最初に門脇カーシェア会の副会長から活動の紹介をしていただきました。

普段の利用の仕方だけでなく、皆さんが感じられている今後の課題についてもお話があり、参加された南陽市議のみなさまはその話に聞き入っていました。

門脇カーシェア会の阿部副会長(右)活動の紹介の様子


お話が終わると、矢継ぎ早に質問が行われました。
「お金はどう管理しているの?」
「町内会や団地会とはうまく連携しているの?」
「情報の共有はどうしているの?」
「保険はどうなっているの?」
それに対して、現場のことは門脇カーシェア会の会員さんが回答し、
他の地域を含む全体的なことについては協会のスタッフから回答させていただきました。
「市議会議員さんの協力があると、活動していてとても心強い」
とのカーシェア会員からの一言に南陽市議会の皆様が深く頷く姿が印象的でした。

協会の活動を紹介している様子


当協会事務所へ戻ってからはコミュニティ・カーシェアリングの仕組みについて担当の山下から説明をさせていただきました。
説明後には、実際に南陽市の地図を見つつ、地域の状況をご説明いただきながら具体的な質問が行われました。

南陽市での導入をイメージしながら丁寧に確認されているのが印象的でした。


今回のコミュニティ・カーシェアリングの視察が、南陽市で移動に不安を抱えたり、コミュニティ形成に悩みを抱えている方々のお役に立てると幸いです。

日本カーシェアリング協会では、視察をご希望の方へ視察プログラムをご用意しております。詳細はコチラをご覧ください。