12月15日に豊田市の水源地区でコミュニティ・カーシェアリングのテスト運行が始まりました。

豊田市と当協会は今年の５月に「車の共同利用による地域づくりの支援に関する連携協定」を締結しており、調整を連携して行っておりました。

きっかけは、５月に市主催で行った勉強会で水源地区の役員の方々の参加でした。
水源地区は、坂道が多く高齢の方々が移動に困られている状況にあり、その解決の糸口を見つけるために勉強会に参加されていました。

「いい活動だけど、うちの地域で協力者が現われるかなぁ～」

と勉強会ではお話されていましたが、その後、地区内で協力者を募集したところ、ボランティアドライバーの申出がなんと５名。予約係の協力者も現れました。テスト運行開始までに、既に基本的な体制が整えることができたのでした。

テスト運行で使用する車は台風２号の支援活動でトヨタモビリティ東名古屋様から寄付いただいた「トヨタ シエンタ」。災害支援で一つの役割を終えた車を、地域の助け合いに活用させていただきます。

説明会で車のお披露目をしたところ、車を囲んで「いい車だなぁ～」とまじまじと見つめる皆さんの様子から、気持ちが高まっている様子がありありとうかがえました。そして、買い物ツアーの企画も決定したり、早速メンバー登録された方から、利用の予約が行われていました。

愛知県内では初。しかも車の町「豊田」で。私どもとしても、本当に嬉しく思います。
水源地区のみなさまのチャレンジを精一杯応援したいと思います。まずは、２か月間のテスト運行で、この取り組みを目いっぱい体験していただきます。

▼コミュニティ・カーシェアリングについて
https://www.japan-csa.org/action/carshare.php