1月9日(火)は石川県輪島市と穴水町に入り、現地調査を行いました。
輪島市は、今回の地震で被災した自治体のなかで最も避難されている人数が多い地域です。
街中には、倒壊・半壊している建物や、壁や屋根が剥がれ落ちている建物がそこら中に見られ、影響がなかったように見える建物もよく見ると歪んでいるものが多くありました。
車に関しては、他の被災地域と同じように倒壊している建物の下敷きや破損している車に加えて、広範囲で起こった火災現場でも焼失した車も遠目からではありますが確認できました。
市役所へも情報提供の機会もいただいたのですが、対応いただいた職員の方もご自身の車を火災で被災していて、車の支援はありがたいとおっしゃっていました。
輪島市の南部に位置する穴水町も、被害は甚大で、倒壊している建物の下敷きや破損している車が確認されました。
今回調査した全ての地域の皆さまは余震や積雪の影響で不安な日々を過ごされていると思います。断水が続いています。復旧も進みつつありますが、まだ一部で停電や通信障害も解消されていない地域もあります。
そんな過酷な状況の中、被災生活を送られている方々の力に少しでもなりたい。
一刻も早く支援を始めなければ、という思いがより一層強くなりました。
今回、七尾市・氷見市・珠洲市・輪島市・穴水市への現地調査を通して(能登町は連携団体のOPEN JAPANと情報共有済)、車の支援の必要性を大きく感じました。
車の被災と、あと片付けに使用する貨物車両のニーズが非常に高くなることが想定されます。また、支援を届けるためには複数の拠点が必要であると思われます。一方公共の交通機関が休止している状況もあり、現地に直接車を運んでいただいても帰りの足を確保できないため、遠方までの送り迎えなどが必要であるなど、いつもと違うオペレーションも色々検討が必要なことが分かりました。
今の時点で一番課題を感じているのは人手不足です。
●4つの人材を大募集します。
1.拠点スタッフ(七尾) ※パートタイム ※ボランティアでもOK
2.能登半島で活動できる人材BANK登録者(各地域に拠点ができた時に対応に協力いただける方)
3.石川県で活動可能な運搬ボランティア
4.1~3のフォローや全体的な調整を行うフルタイムスタッフ
他にもいろいろ課題はありますが、一つずつ向き合い、乗り越えしっかりと支援と届けていく覚悟です。一日でも早く被災された方に支援が届くよう、皆様の応援をよろしくお願いいたします!