2月29日、一般社団法人日本自動車販売協会連合会愛知県支部(自販連愛知県支部)様・愛知県自動車販売店協会(愛自販)様と「災害時における支援に関する協定」を締結しました。
これにより愛知県内及び近隣地域で災害が発生し、協会が支援を行う際に車不足が生じた場合、自販連愛知県支部様・愛自販様には車の寄付や会員への呼びかけにご協力いただきます。
自販連愛知県支部・愛自販の小林支部長(兼会長)より、「能登半島地震でも多くの被災者の方が復旧のために車を待ち望んでいると聞いています。被災者の車の確保については個人で対応することは困難であり、共助の立場で力を注いでいかなければいけなません。そうした意味で、日本カーシェアリング協会と協定を締結し、災害が起きた際にはオートマチックに支援を行えるように備えておく、これが極めて重要であり、意義深いことであると考えます。この協定締結を機に改めて被災者支援の重要性を認識し、万一の際には、被災者支援を万全を期して行ってまいりたいと考えております」とお話いただました。
また、実は小林支部長(兼会長)は、日本カーシェアリング協会が2011年東日本大震災時に石巻で活動を始めたときから注目をしていた、と伺いました。「当時、素敵なことをする組織がいるんだなと見ていました。昨年6月の台風2号の際に日本カーシェアリング協会が支援に入ると聞き、全国に範囲を広げて活動されていることを知り、そして本日、吉澤代表をお目にかかることができました。我がことのように嬉しいです」と大変有難いお言葉を頂戴しました。
自販連愛知県支部様のご協力は昨年6月愛知県東三河を襲った台風2号。我々は現地に入り車の無償貸出し支援を実施しておりましたが、車を被災された方からの予約がかなり多く入ってきたため車両が不足しておりました。そんなとき、自販連愛知県支部様と愛知県軽自動車協会様に相談させていただいたところ、会員ディーラーへ車の寄付についてご案内していただき、なんと32台もの車が集まったのです。
そして、次の災害に備えてこのたび連携協定を結ぶことができました。こうして、災害時の車支援において強力なパートナーが増えました。
このたび連携協定を結べたことで、今後の災害の際は、自販連愛知県支部様にもご協力いただくことで、より迅速に支援を届けることができると考えています。
引き続き日本カーシェアリング協会は、様々な企業・団体と連携し、災害時に車不足で困らない社会の実現に向けて取組みを進めてまいります。
今回私たちの呼びかけにご快諾いただき心温まるご対応をしていただいた自販連愛知県支部様に改めて感謝申し上げます。本当にありがとうございました。