3月19日に福岡県と「災害時における被災者等の移動手段の確保に関する連携協定」を締結しました。
災害に関する協定締結は自治体としては16例目、都道府県としては11例目の締結となります。
協定の内容は、災害発生時に当協会が車の支援を行う際に、支援を行うための場所の確保と被災者への広報を福岡県が県内市町村と連携しながら協力いただき、平時においても支援事業の周知や災害への備えのために互いに連携するというもので、災害時の支援の迅速化と円滑化に繋がります。
締結式にてご対応いただいた福祉労働部長の徳永様からは、「今回の協定により、県からの要請に基づいて、日本カーシェアリング協会に自動車の無償貸与事業を実施していただけることは、心強く、大変ありがたい。県としても、事業が迅速かつ円滑に行えるよう、事業実施場所や車両の確保、平時からの事業周知等について協力していく。」とご挨拶の中で述べられました。
当協会は福岡県では昨年も久留米市での豪雨災害へ対応させていただきましたが、それを含め4つの災害(2017年朝倉市、2020年大牟田市、2021年久留米市、2023年久留米市)に対応してきました。これまでも福岡県並びに市町村と連携を行ってまいりましたが、今回の協定を機に更に連携を深めることができます。
今対応させていただいている能登地震もそうですが、災害は時も場所も選びません。
私達にできることは、備えること。
それを福岡県と共にしっかりと進めたいと思います。
福岡県のホームページでも本協定について紹介いただいています。
https://www.pref.fukuoka.lg.jp/contents/car-sharing-kyotei.html
当協会の災害時の連携体制づくりについてはモビリティ・レジリエンス・アライアンスページをご覧ください。
https://www.japan-csa.org/action/mobility/alliance.php