活動レポート
REPORT

みんなで作った「大おちゃっこ会」石巻市内のカーシェア会が一堂に集結!

2024.09.13

8月28日(水)、恒例となりました石巻市内カーシェア会の交流会「大おちゃっこ会」が開催されました。

3回目となる今年の大きなポイントは「会員の皆さんが主体となって作りあげた」という点です。

企画・準備の段階から、実りのある集いにしたいという気持ちがにじみ出ていて、当日も大成功でした~!

というわけで、どんな内容だったかご説明しますね。

  

まずは企画。

昨年同様に、地域の有志の会員さんを募り、企画会を2回実施。「今年はどんなふうに進めていこうか?」と話し合いました。

  

「昨年のように運営の意見交換の方向でいこう。レクリエーションはなくてもいいよね」

「昨年のグループトークは、1グループの人数が多くて話が聞こえなかったなあ。少人数にして近い距離で話そうよ」

「カーシェア会を支援してくださっているスポンサー企業さんに招待状を直接お渡ししに行くの、いいね。賛成!」

「協会の能登半島地震の支援活動の話が聞きたいなあ。その時間もとろうよ」

  

と皆さんからいろんなアイデアが出されました。この時点ですでに交流会です♪

そして、スポンサー企業に招待状を手渡しする、というのは初の試み。企画会メンバーが手分けして6つの企業様のもとへ訪問しました。なかなかお会いできる機会がなかったので、日頃の感謝の気持ちをお伝えすることができてよかったです。

(宮城エキスプレス株式会社様、株式会社丸本組様へは招待状を郵送でお送りしました)

  

で、迎えた本番。

28日当日は、29名の会員さんが参加。

ご招待したスポンサー企業の中から「宮城エキスプレス株式会社」様と「東北電子工業株式会社」様がお越しくださいました。

ご挨拶で、宮城エキスプレス様からは「元気をもらえる。地域の人が生きがい・楽しみとして参加していることを素晴らしく思い、支援している」、東北電子工業様からは「コミュニティー・カーシェアリングが全国に広まっていてびっくりした。個人的に縁を感じる地域もあり嬉しい」というお言葉をいただきました。

   

前半は各会の活動紹介。会の楽しさが伝わるお話や、成功事例、工夫している取り組みを聞くことができました。

  

「みんなでお昼を食べにいくことが最高の贅沢です」

「お出かけツアーは参加の争奪戦になるくらいに大人気です」

「担い手募集のチラシ配布をしたら、ドライバーや事務的なことをしてくれる人が見つかりました」

「カーシェア会として夏祭りに出店。お菓子の袋にチラシを入れたり、うちわを作ったりしてカーシェア会のPRをしました」

「順調に運営ができているのはスポンサーさんのおかげだよ、ということを送迎の際に会員さんに伝えています」

  

まず思ったのは、皆さん話し方がお上手!3回目ともなると場慣れしてきてますね~。

当日参加できなかった会員さんたちのメッセージを持ってきてくれた会もありましたよ。

  

  

次は協会から、能登半島地震の活動報告。

実は、いくつかのカーシェア会から協会宛てに能登半島地震の活動資金にと、寄付金をいただいておりました。ありがとうございます。そこで10分ほどではありますが、能登での支援の報告をさせていただきました。

静かな10分間でした。スクリーンを見て深く頷く方、目頭をおさえる方もちらほら・・・。

  

  

  

後半のグループトークは4つに分かれての車座形式で、ほどよい距離感でざっくばらんに意見交換。

各グループの司会進行役も会員さんが担いました。

トークテーマは自由で、担い手探しの方法・ボランティアのこと、予約の管理方法・送迎に関するあれこれ・お金のこと・・・などなど。どのグループも熱のこもった話し合いで、時間があっという間に感じるほど大盛り上がりでした!

(後日、「話し足りなかったから〇〇会の次のおちゃっこにおじゃましてみたいんだけど」と申し出てきた会もありました。余波、すごい!)

  

最後に、集合写真を撮って解散。いい笑顔ですね♪

  

  

この大おちゃっこ会から、課題解決のヒントが得られたり新たな交流が生まれたりしてくれたら幸いです。

今後もカーシェア会の皆さんが主体的に楽しく活動できるよう、協会スタッフも応援してまいります。

  

※大おちゃっこ会は令和6年度宮城県NPO等による心の復興支援事業補助金の支援を受けて実施しました。

  

*コミュニティ・カーシェアリングについて詳しくはこちらをご覧ください。