活動レポート
REPORT

やる気満々!『猿沢カーシェア会』のテスト運行開始!

2024.09.20

今回は岩手県一関市猿沢地区でのコミュニティ・カーシェアリングについて、新たな動きがありましたのでご報告です。

8月7日(水)、ついに!テスト運行が始まりました!

    

猿沢地区との関わりは、昨年11月21日。岩手県一関市の大東町自治会連絡協議会からの依頼で「コミュニティ・カーシェアリング研修」の講演をしたことがきっかけでした。

そこに参加された猿沢地区の方が、2月1日に猿沢地区で同研修を主催し、再度講演をさせていただきました。

そして今年の7月1日、宮城県石巻市のぞみ野地区と登米市石越地区のカーシェア会の視察に来られました。

   

次のステップとして、自ら助成金を申請され、ついにテスト運行に至ったというわけです。

   

8月7日のテスト運行説明会は、発起人の小野寺さんのご挨拶から始まりました。

この日の参加者は、スポンサー候補企業の方、一関市社会福祉協議会さま、コミュニティ・カーシェアリングの利用を考えている地域住民さんなど、合わせて約30名。人数からも関心の高さがよくわかりますね。

    

説明会に行って驚いたのが、テストの段階だというのにすでに体制が整っていたことです。

なんと!ボランティアドライバーが6名もいらっしゃるのです。予約専用の携帯電話も準備済みで、事務局ができあがっていました。頼もしいですね~。さらに、スポンサー候補企業が見つかっているところも、すごい!

地域の皆様の気持ちがやる気に満ち満ちていて、本当に脱帽です。

   

説明会では

「すでにある移動手段(バス・デマンド交通)と合わせて利用したい」

「自分はボランティアドライバーだが10年経てば利用する立場。若い人も巻き込みたい」など、利用者・ドライバーの視点での意見が出されました。

   

そのほか、ボランティアドライバーをはじめとするこの活動への協力を申し出てくださっている方々さんたちの話し合いで、初のお出かけ企画として8月21日に温泉へ行くことも決まりました。温泉♪いいですね。

   

そして1か月後の9月3日(火)、説明会後1回目の意見交換会。

テスト運行で実際に利用した方々の感想としてこんな声がありました。

   

「顔見知りの方での運営で気軽に利用できた」

「通院では待機時間が発生するが、ドライバーと利用者との意見交換をしながら良い方法を見つけたい」

「ボランティアドライバーをはじめ、活動に協力してくださる方の思いが素晴らしい」

   

この会合では満場一致で(!)継続の意思を確認することができ、名称も『猿沢カーシェア会』で決まっていました。

本運行に向けて、みなさんの気持ちがグッと高まりましたね。

   

次回は、10月に2回目の意見交換会を予定しています。

設立総会と本格運行に向けて、さらに会の活動に磨きがかかっていきそうですね。

   

コミュニティ・カーシェアリングが猿沢地区に根付き楽しく活動できるよう、協会も応援しております!

*コミュニティ・カーシェアリングについて詳しくはこちらをご覧ください。