9月の能登半島豪雨では、支援を必要とする方々が急増し、ピーク時には170名もの方が順番を待つ状況となりました。そんな中、大きな力となってくださったのが、自動車メーカー様、そしてメーカーの業界団体である「一般社団法人日本自動車工業会(以下、JAMA)様」です。
豪雨発生後、現場の調査を終えたその足で東京のJAMA様のオフィスを訪れ、状況をご報告させていただきました。急な申出にもかかわらず、時間を調整してくださり私どもの話にじっくり耳を傾けていただきました。そして、「できる限り協力します」という力強いお言葉と共に、すぐに会員の自動車メーカーの皆様へ呼びかけて頂きました。
会員の皆様はいずれも大手であり、通常なら決裁手続きに相当な時間が必要なところを各社が迅速に対応してくださいました。そして、このイレギュラーな依頼に対して支援可能な車両を捻出するために様々な方法を模索していただきました。
その結果、5社から12台もの車を提供いただき、被災された方々へ届けることができました。これは本当に様々な方々のご尽力の賜物であります。中にはほとんど未使用の車もありました。今回だけでなくその後の支援活動でも目いっぱい活用させていただきます。
豪雨支援にご支援いただいた自動車メーカー様は以下の通りです(五十音順):
・スズキ株式会社
・株式会社SUBARU
・トヨタ自動車株式会社
・マツダ株式会社
・三菱自動車工業株式会社
自動車メーカー各社様からは、地震の際にもJAMA様を通じて19台の軽トラックをご提供いただいておりました。今回の豪雨支援分と合わせると31台。スズキ株式会社様、トヨタ自動車株式会社様、三菱自動車工業株式会社様からは地震と豪雨の両方で2度の支援を賜りました。
▷ 能登半島地震での自動車メーカー様からのご支援についてブログはコチラ
改めて、JAMA様ならびに今回ご協力いただいた会員各社の皆様に心より感謝申し上げます。
そして、今年の能登の災害では、自動車メーカー各社が被災された方々を想い、尽力してくださったことを改めて、皆様にお伝えしたいと思います。