2月21日にAAR Japan (認定NPO法人 難民を助ける会)様・相馬市社会福祉協議会様が「コミュニティ・カーシェアリング」の講演会を開催いただきました。相馬市は、2022年の福島県沖地震の際に拠点を設置して対応した場所でもあり、特別な思い入れのある地域です。こうした機会をいただけることが本当にうれしく、この日を楽しみにしていました。
この日は、日頃地域活動を行う方々等とても多くの方々が講演会に参加してくださいました。

会の冒頭では主催者の相馬市社協の只野会長よりご挨拶で温かい歓迎のお言葉をいただきました。

冒頭1時間でコミュニティ・カーシェアリングの説明を吉澤が行い、その後ワークショップ形式で参加者同士でディスカッションが行われました。

日頃地域活動されている方々ということもあり、それぞれの地域で取り組むことをイメージしながら様々な意見が交わされ大いに盛り上がりました。


ディスカッション終了後、各テーブルから疑問点等を吉澤に投げかけられました。
「中心部から離れている辺鄙な場所ですが大丈夫でしょうか?」
「小さな集落で利用者が少なくても大丈夫でしょうか?
「中心的に引っ張っていく人がうちの地域に現れないと思いますが大丈夫でしょうか?」
取り組みについての様々な不安や疑問をぶつけていただきました。
でも、これまでの経験をもとに回答していったところ、みなさんすっきりした顔をしてくださいました。
ちなみに↑の質問への回答はざっくりいうと「対応するためのやり方がある」というのが答えで、やり方を実例を交えてお伝えしていきました。
終了後に駆けよってくださる方がいて「ぜひ石巻に行って実際の活動をみてみたいです」とおっしゃっていただきました。
こういう言葉、本当にうれしいですね。
「お待ちしてます!」と心を込めてお伝えしておきました。
当日記載いただいたアンケートでは14名もの方々が前向きに導入を検討したいと回答にありました。さらに自由記述欄に4名もの方が石巻に視察に行ってみたいと記載がありました。項目をちゃんと設けていたらもっと多くの方が参加したい、と回答いただけたんじゃないかなと思いました。
こうした反応をいただけると本当にやった甲斐がありました。
そして、すでに水面下では早速視察を実行すべく動きが始まっているそうです。本当に楽しみです。
AAR JAPAN様が調整・主催いただくのは昨年の川俣町での講演に続き今回で2回目でした。そしてそのいずれもジャパンプラットフォーム様から助成をいただきました。地域とのご縁と貴重な機会を賜りありがとうございました。
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