石巻では桜が満開の4月17日~19日にかけて、
石巻専修大学で「2019年春の学生整備プロジェクト」を実施しました。
少子化、若者の車離れの影響なのでしょうか、、、
今年は4年生が6名と例年になく、少ない人数となりましたが、
2,3年生、大学院生、先生方、整備士のやっさん(協会スタッフ)が加わり、
3日間で69台(過去最多!)の車両のタイヤ交換、日常点検、軽整備を実施しました。
このプロジェクトは2011年10月が続いており、今回で15回目となりました。
作業は3チームに分かれ行われました。
まっすぐに車をピットに入れることもなかなか難しく、
最初は何度も切替しをしながらでしたが3日目ともなると
スムーズに入れることができるようになりました。
チーム内で担当に分かれ、日常点検、タイヤ交換、オイル交換、
バッテリーチェックなどを先生方の指導を受けながら実施していきます。
→消耗しているタイヤは新しいノーマルタイヤに交換。
→オイルを抜いて、新しいオイルを入れます。これで快適ドライブ!
→バッテリーもチェックして、弱っているものは新しいバッテリーに交換!
→ワイパーも消耗しているものは交換!
協会の車は寄付いただいたものばかりなので、メーカーも年式も平成初期から新型車、電気自動車まで様々!
学生達にとってはいつも触っている実習車ではなく、実際にユーザーが使用している車を
触る機会はこのプロジェクトのみなので、とてもいい勉強する機会となったようです。
そして、このプロジェクトで使用する製品についてはメーカー様よりご協力いただきました。
私たちがこのプロジェクトを長年続けてこれているのは、
メーカー様からの製品のご協力があってこそです。
いつもありがとうございます!
<ご協賛企業様>
そして今回は、前々から温めていたある一つのプロジェクトを同時開催しました。
現在、石巻市内では9地域でコミュニティ・カーシェアリングが実践されるまでになりました。
そして活動の要となるのは各カーシェア会で活躍する、ボランティアドライバーさん。
そのボランティアドライバーさんが一堂に会する機会を作りたいと思っており、
今回、この学生整備プロジェクトで車が集まる機会を利用して、
「第1回ボランティアドライバーの集い」を開催しました!
今回は東京海上日動様よりドライブレコーダーの映像を見ながら
「安全運転のポイント講習」を行っていただき、
普段から地域の方々の移動のお手伝いをしている皆さんは真剣にお話を聞いていました。
講話のあとは、集まったみなさんそれぞれの自己紹介と
自分が運転していて体験したヒヤリ・ハットをお互いに共有し合いました。
時より高齢者の事故のニュースが世間を騒がせる中、
地域住民で同士で移動やコミュニティづくりを支え合う、
平均年齢74歳のコミュニティ・カーシェアリングの注目は高く、
NHK、東北放送などのテレビや、地元紙の取材もお越しいただきました。
ご協賛いただいた各メーカーさま、作業にあたっていただいた石巻専修大学の学生の皆さま、
プロジェクトにご参加いただき、ありがとうございました!
また、本プロジェクトへご協力いただく企業さまは随時募集しております。
ご興味がありましたらぜひお問い合わせください!