東京です。
交通エコロジー・モビリティ財団の市丸様にカーシェアリングに関するアドバイスを伺いにしんじょんと二人で訪問しました。
交通エコロジー・モビリティ財団
http://www.ecomo.or.jp/
僕らが実施するカーシェアリングは今巷で行われているようなICカードなどシステムを
導入するようなことは今の段階ではまずできないので、きわめてアナログに行う事から始めます。
ですので、カーシェアリングの始まった時の様子など詳しく伺いました。
カーシェアリグは1970年代にスイスで始まり、協同組合で始まりました。
最初はキーボックス式と言って、車のキーを金庫のようなBOXに入れ、そのBOXのキーを全員で共有していたそうです。そして、車の中にノートをおいておき、走行距離など書き留めて誰がどれ位使ったのか記録していたそうです。
なるほど、僕らもこの形式でやろうと思いました!
交通エコロジー・モビリティ財団さんはカーシェアリングに関する様々な社会実験に関わっておられ、
そこでの事例などもお話を伺いました。
その中でも志木ニュータウンの事例を僕らが行う取り組みに比較的近い市民が行った事例
として詳しく紹介いただきました。
カーシェアリングは今様々な企業さんが実施されているような事業者が提供するスタイルが主流
ですが、志木ニュータウンでは、駐車場不足等の課題がそのエリアに在り、それを解消する手段
として、有志達が自分たちの車をシェアし合い、それらを解消しようとした取り組みとのことでした。
志木の輪
http://shikicar.s11.xrea.com/index.files/frame.htm
交通エコロジー・モビリティ財団はこの志木の輪の事例を基に『手作りカーシェアリングマニュアル』を作成されてます。こちらもほんとに参考になりました。
http://www.ecomo.or.jp/environment/carshare/cs_manual_top.html
市丸様さんありがとうございました。
被災地の皆さんに可能な限り使いやすいガイドラインを示せるように
想定できるリスクに対して、可能な限り備える事ができるように
最善を尽くしたいと思います。
アドバイスやアイデアなどありましたらご連絡ください。
【取材】交通エコロジー・モビリティ財団
2011.06.28