活動レポート
REPORT

石巻市仮設住宅自治連合会『事務局』始動。

2012.01.25

1月20日、第二回の石巻仮設住宅自治連合会が開催されました。
石巻市内の10団地の自治組織の役員の方々が集まり情報交換を行いました。
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結露の問題、水道管の問題、駐車場の問題、住民への広報の問題、そして孤独死の問題等様々なテーマが話し合われました。
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今回はボランティアの方にも見学いただきました。
これらテーマが話し合われた中で、ただ情報交換するのではなく、ここで出た課題を具体的に社会に働きかけて、改善していく事を、この連合会の目的と置く事になりました。
そこで、そういった働きかけを行うために『事務局』を設置する事になりました。
事務局長は会長の後藤さんと連絡を取りやすい万石浦団地の副自治会長の増田敬さんになりました。
石巻復興支援協議会さんを通じてソフトバンクさんが貸し出ししてくださっている携帯をお借りし、事務局専用の電話番号もできました。
090-6639-7543
石巻市で最初にカーシェアリングを始めた後藤さんと増田さんが連合会の会長、事務局長になってしまいました。。。私としては個人的にすごく嬉しかったです。
さて、事務局の最初の仕事として、今回話し合われたテーマの中で一人暮らしのお年寄りの孤独死を防ぐために緊急用ブザーを市に要請する事になりました。
そして、事務局設立を機に27日に市長を自治会長さん達で表敬訪問する事になりました。
翌週の月曜日、早速連合会の後藤会長と増田事務局長は市長にアポイントを取るために担当課を訪ねました。
そして、27日の9:30に市長とアポイントが取れました。
またその話の中で緊急用ブザーの件が話されたところ、市の方で既に『ひとりぐらし老人等緊急通報システム事業』というのがある事を知りました。
早速詳しい事を確認するために総合福祉課を訪ねました。
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『ひとりぐらし老人等緊急通報システム事業』
http://www.city.ishinomaki.lg.jp/fukusi/kinkyutuuhosystem.jsp
色々と条件はありますが、無料もしくは非常に安い価格で一人暮らしのご高齢者がこうした緊急通報装置を使用できる事が分かりました。
ただこの制度が浸透しない一つの課題がありました。
それは、「駆けつけていただけるご近所さんの協力(登録)」が必要だという事でした。
震災前はご近所づきあいがあり、お願いできる方がいらっしゃった方も、被災して仮設住宅に移り住んだ際、頼れる方もおらずこうしたシステムを利用できないでいる場合がある事が分かりました。
そこで、各自治会で「駆けつけていただけるご近所さん」をプロデュースする事でなんとかこの制度を利用できるのでは、という話になりました。
市役所を後にし、その足で渡波地区の地域包括センターを訪ねました。
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そこで25日に万石浦公園で住民の方対象に説明会を開催して頂くようお願いし、決定しました。
仮設に戻ると、早速住民の方の中から65歳以上の方々のピックアップを行い、声掛けの準備をしました。
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ほんとうに息ぴったりで仕事が早いです。
翌日も、地域包括センターの方に事前に来ていただき、改めて説明を伺いました。
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その後、連合会の自治会長さん達を訪問し、市長表敬訪問の詳しい時間などをお伝えすると同時に『ひとりぐらし老人等緊急通報システム事業』を説明していきました。
大橋団地
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水押球場団地
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どの自治会長さんもすごく関心を持ち、ぜひこの制度を上手く活用して、孤独死をできる限り防止できるシステムを構築しようという事になりました。
何人かの自治会長さんは、25日の13時30分から始まる万石浦での説明会に参加されることになりました。
石巻仮設住宅自治会連合、動き始めました!
また報告します。

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