こんにちは。
石巻からはるかです。
今日は流留の雇用促進住宅にお住まいの丹野さんへ
横浜から蛭田さんのダイハツのタントが届けられました。
原直之さんこと「はらちょく」さんが車を運ぶサポーター『架け橋ドライバー』として手を挙げてくださり、蛭田さんからタントを受け取ってくださり、石巻まで届けてくださいました。
届けられたタントを見て、
「キレイで広くて乗り心地いいなあ」と皆口々に言っていました。
とっても大切に毎日乗っていらっしゃったようで、タントちゃんの顔も幸せそうでした。
車の中で丹野さんは
「今度、子どもたちが進学するので、送り迎えに使ったりしたい」とおっしゃっていました。
これからのタントの活躍が楽しみになりました。
右が「はらちょく」さんで、左が丹野さんです↑
車とのご対面の後、丹野さんの被災以前に住んでいらした御宅へ向かいました。
「2台の車はね、流されちゃったんだよ」
と説明していただき、近くの川には車体の一部しか見えない丹野さんの車がありました。
「残りの一台も冠水でダメになっちゃったんだよ」
と丹野さんはおっしゃいました。
地震後にも何かを失ってしまう可能性があることを、知りませんでした。
地震がおさまって、安心したと思ったら、
冠水というものがきて、いろんなものを奪ってゆく。
海の近くに住んだことのない私にとっては想像もつかないことで、
「水」というものの威力を感じました。
丹野さんのご自宅↑
丹野さんが「今、カーシェアリング協会さんが来ていて…」連絡をしてくださり、佐藤さんと黄金浜で待ち合わせをしました。
佐藤さんは丹野さんの同級生で、黄金浜でガリバーさん提供の「プラッツ」を使ってカーシェアリングを行う予定をしているのです。
車を設置予定の場所に行き、車庫証明用の撮影をしました。
新しい車が来るのをとても楽しみにしているようでした。
右が佐藤さんです↑
まだ、カーシェアリング協会での活動は3日しか経験していないので、
わからないことだらけですが、車が届いた時のみんなの笑顔を見ると、
カーシェアリングの活動は本当に必要とされているんだなあと実感できました。
カーシェアリングの車がどのように活用されてゆくのか、
乞うご期待です!
架け橋ドライバーfrom横浜
2012.03.28