7月6日と7日、仙台と陸前高田で行われた「環境文明21」さん開催のワークショップに参加しました。
ワークショップのテーマは『東北の復興を担う地元キーパーソン育成・支援活動』。
安心して暮らせる持続可能な町づくりを目指す、地元の意欲ある人々(地元キーパーソン)を対象にしたワークショップです。
ワークショップの詳細
http://www.kanbun.org/2012/NPO/keihatu/event/2012keyperson/keypersontop.html
NPO法人環境文明21ホームページ
http://www.kanbun.org/
今回は、プログラム全6回の3回目。
テーマは「人と環境にやさしい地域交通」です。
講師として招かれ、被災地カーシェアリングについて報告を行いました。
石巻でカーシェアリングを始めるまでの経緯、現地に入ってから現在のしくみを作るまでにあった課題と解決策、
新しい取り組みなどについてお話ししました。
詳しい発表内容はこちら
ワークショップ資料(発表版).pdf
午後はワークショップ。
グループに分かれてロールプレイをしたり、住民が担う地域交通について話し合ったりしました。
地域交通については、コミュニティバス・自転車・カーシェアリングの3グループに分かれ、
“実際にこの地域で運営していくには?”ということを具体的に考えていきました。
色々な意見を出し合います
ロールプレイをして、それぞれの主張を発表
環境文明21の加藤さんと藤村さんが各グループを回り、皆さんの意見を引き出したり、必要に応じて
「〇〇についても考える必要があるのでは」などのアドバイスをしたりしていらっしゃいました。
代表の加藤さん(左)と藤村さん(右)
2日目の陸前高田では、実際に仮設住宅に住む人々が市民の移動手段に加え、外から来る人(観光客など)の
交通手段についても意見を出し合いました。
皆で輪になり、様々な移動手段の可能性について話し合い
グループに分かれて、陸前高田でのケースを考えます
カーシェアリングについても、実際に始めてみないかという案も出ました
被災地の志の高い人たちに触れる事ができる、とても貴重な機会となりました。
今回出会った方々から何か動きが始まれば・・・!
その際は私達もできる限り応援したいと思っています。
このような機会をくださった環境文明21のみなさん、どうもありがとうございました。
「環境文明21」ワークショップに参加
2012.07.28