活動レポート
REPORT

READY FOR?への道~万石浦団地の場合~ (ROAD OF THE MANGOKUURA REDY FOR?)

2012.12.10

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以前、レポートで車検などの車の経費がカーシェアリング継続の一つの壁であることをご紹介しました。
そこで、私達は、素晴らしい活用をされているカーシェアリンググループをREADY FORを活用して応援する『エクセレント・カーシェアリング応援プログラム』を発足し、募集を行いました。
【過去レポート:車検の壁】
https://www.japan-csa.org/blog/report/activity/2012/10/23/325/
【READY FOR】
https://readyfor.jp/
すると数グループからエントリーをいただきました。
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(利用者の方々から申込みいただいたエントリー用紙)
手を挙げていただいたグループのヒアリングも行い、色々と考慮した結果、まず最初は、万石浦団地のカーシェアリングから応援させていただく事にしました。
カーシェアリングを始めた最初の団地として、共に今の「型」を作って言った事、送迎等助け合いが行われている事、そして、なによりアンケート用紙に代表の増田さんが記入いただいた
「共有する車を利用する事により、仮設内での孤独を防ぐ!」
熱いメッセージに心を打たれました。
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(提出いただいたアンケートの内容)
その事を万石浦のメンバーの皆さんに伝え、READY FOR?のプロジェクトに挑戦していただく事になりました。
READY FOR?は、プロジェクトを紹介し、それに賛同いただいた方が、プロジェクト実施者が設定している特典を購入する形で応援するシステムです。
ですので、どのような特典を設定するのかをメンバーの皆さんでまず話し合っていただきました。
まずは、心を込めてお礼状を送ろうという事になりました。
「もし量が多くなれば、手分けしてでも、手書きで送ろう!」
次に、須田さんが
「増田さんの友達でこの集会所に来ている佐々木さんが色々物を作ってて、これ特典にしたらどう?」
と言ってかわいいブローチを持ってきてくださいました。
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万石浦木村さん.JPG
(モデル:木村さん)
佐々木さんは、家を被災され、万石浦団地の近くにある息子さんの家に住んでいらっしゃる方で、自治会長の増田さんとは十年来の友人で、よく集会所に来られる方です。大工や家具職人等経験もあり、木工が得意で縁のあるボランティアの方等にオリジナルのブローチをプレゼントされたりしていらっしゃったのでした。
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(集会所でブローチを作っている佐々木さん)
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(万石浦団地の集会所には、佐々木さんの作品がたくさん飾られてます)
佐々木さんは、「お役に立てるなら、ぜひ協力させて欲しい」と快諾いただきました。
さて、ブローチで盛り上がっている所、須田さんが
「実は、俺も作ってるんだ」とホワイトボートにくっつけてあるマグネットを指さしました。
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須田さんも自分でオリジナルのマグネットを作って、縁のあるボランティアの方々にプレゼントしていらっしゃるのでした。
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「雑貨屋に女の人に交じって道具を買うのが恥ずかしい」
ということが悩みらしいです。
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(女子に囲まれてご満悦の須田さん)
最後に、高額の応援をしてくださった方には・・・
という話をした時に、立ち上がってくださったのが木村さんでした。
「あの車で石巻を案内しよう。」
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そんな感じで万石浦団地カーシェアリンググループのREADY FOR?への挑戦が間もなく始まります。
万石浦団地のカーシェアリングを維持発展する為の車両維持経費として10万円のプロジェクト費用を募ります。
この団地で上手くいけば、他に手を挙げてくださっている他のグループも順番にプロジェクトに挑戦して頂こうと思います。
皆さん、ぜひご協力お願いします。
↓このサイトにプロジェクトが紹介される予定です。(公開されるまでは、閲覧できません)
https://readyfor.jp/projects/carsharing
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(万石浦団地のみなさん)

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