活動レポート
REPORT

6台の電気自動車

2013.08.11

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【日本カーシェリング協会メールニュースvol.7】2013年8月11日
          ◆6台の電気自動車◆
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8月8日、私達が活動を最初に始めた場所、「仮設万石浦団地」で
ある新しい取り組みをスタートさせました。
『電気自動車カーシェアリング』です。
この度三菱自動車工業(株)様から6台の電気自動車『i-MiEV』の
無償貸与を受け、仮設万石浦団地、仮設大橋団地、仮設開成団地、
カーシェアリングコミュニティサポートセンターの4箇所にて
電気自動車カーシェアリングが行われることとなったのです。
そして、それを記念して、三菱自動車工業様、笹野石巻副市長、
利用者の方々を招いて記念式典を仮設万石浦団地で行いました。
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式典の様子は以下の各新聞・TV局のウェブサイトでご覧いただけます。
【NHK:カーシェアリングに電気自動車】
http://www3.nhk.or.jp/tohoku-news/20130808/3307841.html
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/08/20130809t15034.htm
http://www.mmt-tv.co.jp/news/news3.html?date=20130808
http://ox-tv.jp/SuperNews/p/archive.aspx ※8月8日(夜)を選択
http://skip.tbc-sendai.co.jp/01news_2/fr.html?20130808_19061.htm
私達のキャラクター「Su:ton & Ro:ly」(「石」と「巻」で「石巻」)
でラッピングされたこの6台の電気自動車は、高騰するガソリン代を
尻目に、思う存分で送迎などの助け合いに活用されます。
そうした、コミュニティ作りや経済性の他に、3つの新しい動きが
ここから始まろうとしています。
1つ目は、『防災』です。
電気自動車は、非常用の電源にもなります。
このi-MiEVは付属のPower Boxを使用すると約1日分の家庭用
の電源を取り出すことができるのです。
9月から防災月間が始まります。今回この電気自動車を活用する
3つの仮設自治会は防災訓練でこの車の活用を始めるのです。
非常時に、スムーズに電気自動車から電源を取り出し、
そしてそれを何に使用するか
そういうシュミレーションが、電気のない辛い時期を過ごされた
経験を持つ被災地の防災訓練の現場で行われるのです。
あと、石巻市の防災計画にも貢献できたらと思ってます。
例えば、市からカーシェアリングコミュニティサポートセンターの
方に連絡があれば、6台の電気自動車を電気を必要とする場所に
集結させて給電するといった連携もこれから簡単にできるように
なります。
2つ目は『インフラ』です。
電気自動車が快適に活用されるための最大の課題が『急速充電設備
の普及』です。私達は電気自動車を活用する利用者の方々と共に
石巻市内の各方面に具体的な要請をしていく予定です。
私達が式典を行ったその日、宮城県が電気自動車充電器設置の計画を
発表しました。
平成26年までになんと18基の設置が計画されているのです。
【NHK:電気自動車普及に充電器設置】
http://www3.nhk.or.jp/tohoku-news/20130808/3616721.html
「どこにどういう形で設置するのか」情報を追いかけながら、
また利用者の立場として提案を行いながら、電気自動車を持っている
人達が、一度は訪れたくなるような町づくり(インフラ整備)を
この取り組みから、生み出すことができればと思っています。
3つ目は『自然エネルギー』です。
私達は、自然エネルギーで充電できる環境づくりをまずは
1箇所作るという新たな目標を掲げました。
私達が目指すところは、持続可能で心通いあう町をこの
カーシェアリングを通して後世に残したいということです。
これ以上『後世に負担をかける』ということを、もう止めたい
のです。
私たち自身、全くの素人で知識や経験もなくあるのは『夢』だけです。
今、専門家の方々へ相談を行いながら、実現に向けて動きを始めて
いきました。広く意見や情報を集めています。
実現に向けて、参画いただければ嬉しいです。
私達は、復興住宅でどのようなカーシェアリングを展開するか
ということに照準を定めています。
9月から石巻市では、市民の方々に希望する復興住宅を募り
はじめます。予め、それぞれの復興住宅に住む人たちが決まり
そこで、その人たちの意見を反映した環境づくりを始めて
いきます。
住民の方々の話し合いの場で、電気自動車カーシェアリングに
ついて声が挙がり、具体的に設備の面で反映されるような
環境が作れたらと思っています。
それに向けて、一歩ずつ、石巻の人々と共に歩んでいきたいと
思います。
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 ◆編集後記
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先月末、石巻専修大学の講座『復興ボランティア学』で
1時間程度の講義をさせていただだきその様子がアップされます。
私以外にも石巻で活動を行う14の支援団体が講義を行っており
それぞれの様子も紹介されてます。
もしよかったらご覧ください。
【石巻専修大学 復興ボランティア学】
http://www.ustream.tv/recorded/36625475
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 ◆ご協力のお願い
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私達は、以前提供する車の初期経費に充てさせていただく
『くるま募金』を募集させていただき、多くの方々に協力
いただき、車を提供してまいりました。
お蔭様で、多くの台数分の募金が集まりましたので、しばらく
募集を行っておりませんでした。
しかし先日の71台目の車を提供にて、お預かりした募金を
を全て充てさせていただきました。
今、南境第七団地と気仙沼にてテストを行っている車両及び
今後の提供の分を捻出するため、『くるま募金』の募集を
再開しました。
以下の『くるま募金のご案内』をご参照いただきよろしければ
ご協力よろしくお願いします。
【くるま募金のご案内】
仮設住宅や被災地域を調査し、被災された方々の声を聞いた結果、
共用車両にかかる初期経費約15万円(保険料、登録費用、運搬
費用 )を被災された方々にご負担いただくのは非常に厳しいこと
であると実感しました。そこで私たちは、その費用を全国の皆様
から応援していただく「くるま基金」を募集しております。
1口1,000円の応援を1台あたり150口集めて、利用者の方々に費用
を負担していただくことなく車を使い始めて頂きます。
仮設住宅や在宅避難地域にお住まいの方々が少しでも快適に生活
できるよう、皆様ご協力のほどよろしくお願いいたします。なお、
車両を50口以上サポートいただける方は、車両にサポーター様の
お名前を入れさせていただきます。
※軽自動車の場合は100口集めております。
※一度使用した車を再提供する場合は120口(軽は80口)集めています。
くるま基金チラシダウンロード
http://www.japan-csa.org/くるま基金チラシ.pdf
◆『くるま募金』の支援方法
口座にお振込みいただいた後、メールにてお知らせください。
ゆうちょ銀行:記号14330 番号17947751
(店名 四三八 店番438 普通 1794775)
口座名:「一般社団法人日本カーシェアリング協会」
メールアドレス:car@japan-csa.org
(件名:くるま基金、本文:お名前・口数)
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◇日本カーシェアリング協会メールニュースの登録・停止◆
登録:件名に「メールニュース購読希望」と明記し、お名前・配信を希
望するアドレスを記載の上mail@japan-csa.orgまでご連絡ください。
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を希望するアドレスを記載の上mail@japan-csa.orgまでご連絡ください。
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◆◇発行元◆◇
一般社団法人日本カーシェアリング協会
〒 986-0005
石巻市大瓜字鷲の巣45-1仮設大瓜団地集会所内
TEL/FAX 0225-22-1453
E-mail:mail@japan-csa.org
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