活動レポート
REPORT

地域通貨を探求する旅

2013.12.03

昨年、NPO法人環境文明21さんが主催された『東北の復興を担う地元キーパーソン育成・支援活動』に参加させていただいたご縁で、11月14日にNPO環境文明21の加藤さんと藤村さん、その時仙台で受講された針生さん、矢吹さんが石巻に私達の現場を視に来てくださいました。
【NPO法人環境文明21】
http://www.kanbun.org/
カーシェアリング・コミュニティ・サポートセンターと実際に実践されている仮設万石浦団地を案内させていただきました。
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これからの取り組みについて話をしている時に、送迎をされていらっしゃる方にインセンティブをチケットという形でお渡しして今起こっている助け合いを維持・発展させたいという話をしていたら、
「それって『地域通貨』ね!」
と藤村さんから滋賀県高島市でボランティアガイドの方々が地域通貨を受け取って活き活き活動されている事例を教えていただきました。また、矢吹さんから「そういう事ならいい人を紹介したい!」とお話をいただきました。
私も、五島列島に行って『しまとく通貨』という地域通貨に触れてからずっと「地域通貨」が気になっており、改めてそう言われると「やっぱり『地域通貨』だなぁ~」と関心が一気に『地域通貨』にフォーカスしていきました。
【しまとく通貨】
http://www.shimatoku.com/
※島でのホテル、レンタカー、飲食の全てをわたしはこの「しまとく通貨」で支払いました。
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(しまとく通貨)
早速、僕の周りで一番詳しそうな人として、「ハッタケンタローさん」(協会の理事でもある)に相談したところ、予想通り「アースデイマネー」を立ち上げた1人であることが判明し、公益法人の件等で東京へ行く際、お話を伺わせていただきました。
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(ハッタさん)
【アースデイマネー】
http://www.earthdaymoney.org/
ハッタサンの話を聞いて、地域通貨はいろんなスタイルがあり、またそれを流通させるために色々と工夫がいる事を知りました。アースデイマネーは基本的にクーポン的な役割であり、円を補足する物であり、偽造を起こさせないスタイルでした。地域通貨の全体像がなんとなく掴む事ができたように思います。
12月4日、矢吹さんがセッティングしてくださり、小地沢将之先生を紹介して頂き、環境文明21の藤村さんもこの打ち合わせのためにわざわざ東京から足を運んでくださいました。
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(右端が小地沢先生)
【小地沢先生のコミュニティデザイン研究室】
http://com.typepad.jp/kochiken/
小地沢先生は、もう10年以上前の学生時代に仙台で地域通貨を使った清掃活動を始め、NPO法人を立ち上げそのまま地域コミュニティについて研究・実践されていらっしゃる方でした。
様々な事例を紹介してくださり、また集まってくださった藤村さん、矢吹さん、針生さんが色々とアイデアを出してくださり、私達が実施する場合のイメージがなんとなくおぼろげながらつかめたように思います。
そして、たまたま私達が助成いただいた「しみん基金KOBE」さんの報告会で関西に行く機会ができたので、その場で藤村さんが石巻で事例として紹介してくださった高島の「針江生水の郷委員」の橋本さんへ電話して紹介してくださり、地域通貨担当の前田さんを訪問させていただく事になりました。
矢吹さん、針生さんもこれからも色々とこのプロジェクトにお付き合いいただけるとおっしゃって下さいました。
小地沢先生も時間を作って石巻に足を運んでくださるとおっしゃって下さいました。
こんな感じで、地域通貨を探求する旅が始まりました。
地域通貨について今色々と情報を探しています。
いい事例、詳しい方がいらっしゃったらご紹介お願いします!
環境文明21の皆さん、針生さん、矢吹さん、小地沢先生、ありがとうございました!
これからもヨロシクお願いします!

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