活動レポート
REPORT

開成団地のご紹介(READYFOR 第4弾(災害に備えて編) 新着情報)

2014.03.27

今日は開成団地を紹介します。

開成団地は、、先に紹介した大森団地から少し南に位置し、決して便利とは言えない場所に位置しています。

そんなところに日本で一番大きな仮設団地で約1300戸の仮設住宅があります。


(開成団地も大森団地と同じで山に囲まれた地域にあります)

 

開成団地は、14の行政区(団地)に分けて管理されて、そのうち第10団地第13団地の合同自治会にi-MiEVが設置されています。

そこでは、主に、というかほとんど自治会長の遠藤さんの送迎活動に活用されています。

遠藤さんが送迎しているのは開成団地等に住むご高齢の方、約30人。

年金暮らしの遠藤さんは、毎日せっせと送迎活動にいそしんでいます。


遠藤さんと最初に出会ったのは、震災のあった都市の夏ごろ、湊小学校の避難所でした。

その頃、まだ市からお弁当やパンが支給されており、避難所にその弁当は支給されていて、
避難所まで市民の方々はそのお弁当を受取に行っていたのですが、その避難所まで
いく事ができない遠方の地域の方々や年配の方々に配達したいということでした。

【遠藤さんの弁当配り】
https://www.japan-csa.org/blog/report/activity/2011/10/17/124/


仮設住宅に移って遠藤さんの活動は弁当配達から送迎に変わり、今もずっと続けています。

遠藤さんは、決して器用な方ではなく、話すのも苦手で、基本的にぶっきらぼうな感じなのですが
黙々と行動するため、住民の方々から信頼を得、自治会長に選出されました。

今回の取り組みの話が挙がった時

「俺は送迎しかできないから、案内をやります!」

ときっぱりとしていました。

器用なガイドはできないかもしれませんが、黙々と石巻を案内してくれると思います。

もし、送迎などで遠藤さんが対応できないときは、他の団地のメンバーで対応しようという事になりました。

ぜひ、石巻で遠藤さんに案内してもらえる券(10,000円)をゲットして、石巻を巡ってください。

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