３月１７日昼頃、除雪用に秩父で利用されていた軽トラが役割を終えて石巻に戻り着きました。
車を運んでくださったのは、秩父在住の岡本さんと清野さん（『３月１０日』制作室のキヨの母ちゃんです）。
夜中の３時に出発し、９時間かかって運んでくださいました。
【秩父で除雪カーシェア】
https://www.japan-csa.org/blog/report/activity/2014/03/02/466/
到着後、早速黄金浜の阿部さんを訪ね、車を返しに行きました。

「ほんとうに助かりました」
という岡本さんと清野さんに、阿部さんは終始照れた様子で「よかったです」と頭をかきながら・・・といった感じでいい交流ができました。
岡本さんは、とんぼ返りで戻られるという事で、少しでも石巻らしいものをと、「まるか」へ一緒に行って石巻のおいしい魚を食べていただきました。

写真の左は、朝日新聞記者の菅沼さん。
私が、このカーシェアリングの取り組みを行う前に取り組んでいた福島での支援活動を記事にして頂いたご縁で、その後何度か活動を紹介いただいている記者さんです。何度も石巻を訪れ丁寧に取材いただき、私達の事をとても理解して頂いているとても人間味のある記者さんです。
たまたまこちらに取材に来られた時、秩父からの到着があり、その様子も記事にしていただきました。
【被災地カーシェア根付く】
http://jcsa.blog.fc2.com/blog-entry-302.html
清野さんは、その後残って、ボランティアベースに宿泊し、色々とお手伝いをしてくださいました。

そして、念願の秩父まで軽トラを運んでくださった増田さんへのご挨拶もできました。
石巻の取組が他の地域の役に立つ場面があれば、石巻の方が駆けつけその地域のお役にたち、それが新たな交流を生み、関係が生まれていく、この取り組みからそんなご縁と関係が広がっていけば嬉しいです。