3月17日、昨年の6月から行政・地元大学・住民組織らと共に「石巻エコEVカーシェアリング検討委員会」として推進してきた吉野町復興公営住宅でのコミュニティ・カーシェアリング実証実験について、活動と検討結果の報告を検討委員会のメンバーのみなさんと共に行ないました。
出来立てほやほやのガイドブックを使って、まずは、これまでの活動について説明し
アンケート結果や利用実績などを元に、検討委員会で確認された取り組みの効果について報告させていただきました。
そのうえで、EVを活用した防災ネットワークの構築への取り組み等、来年度以降の取り組みについてお話しさせていただきました。
終始関心をもって聞いていただき、
「市としてあかりと情報を絶やさない街づくりを目指し、太陽光パネルを施設に設置してエネルギーマネジメントシステムを導入しているが、そこで発電された電気をぜひカーシェアリングに利用できるようにしたい。」
「市街地にも交通弱者の方々がたくさんいてそうした人たちのためにも必要だが、半島沿岸部で、高台移転などで高齢者の方々が孤立しないように、こうした住民と共に作り上げていく交通体系が政策的にも必要だと思っている。」
といったとても前向きなお言葉をいただき、最後に
「カーシェアリングに、期待してます。よろしくお願いします。」
という励ましの言葉をいただきました。
今回の実証実験で一定の成果を得、市長にもご確認いただいたので、調整が必要なことはありますが、来年度は、更に取り組みを進めていきたいと思います。
市長報告(エコEVカーシェアリング検討委員会)
2016.03.25