【6月18日(土曜日)】
2日目は、柴山先生からシェアリングスタイルの参考にお勧めいただいたバイクシェアリングの「next bike」の体験&視察に向かいました。
next bike
https://www.nextbike.at/
路面電車で待ち合わせの駅まで向かいました。
合流すると柴山先生はマイ自転車を持って来られていました。
オーストリアの電車は追加料金を少し払えば自転車を乗せることができるのです。
他にも自転車持参の方々がたくさんいらっしゃいました。
目的地のヴァッハウ渓谷はウィーンから北に電車で1時間半位の場所で、道中、車窓からウィーンの風景とはまた違った美しい風景を私たちに見せてくれました。
(一面ブドウ畑の様子)
目的の駅に到着
予め登録しておいた携帯アプリで最寄りのバイクスタンドを確認して向かうことに。
5分ほど歩いたところに見つけました。
基本的には自転車の後ろの荷台部分にあるバーコードを読み取ると、チェーンのロックナンバーがわかり、それでチェーンの鍵をはずして利用するだけ。私の携帯はなぜかアプリをインストールできなかったので(何かの設定が邪魔していたようです)、登録だけWEBで行い、電話するとコールセンターが対応してくださりロックナンバーをゲットして自転車を利用できるようになりました。つまり、スマホユーザーでなくても電話で対応できるようになっています。
自転車のサイドには広告が掲示されています。先に紹介したcity bike Wienも同様でした。City bike Wienは運営自体は広告代理店が委託を受けて運営しているようで、広告をうまく活用することで安く利用者に提供している様子もうかがえました。
バイクスタンドのすぐそばに電気自動車のスタンドもありました。
オーストリアに滞在している間、よく電気自動車も見かけました。電気自動車の充電スタンドの普及率も非常に高く、日本よりも進んでいるように感じました。
いざ、出発。
この地域は一体がブドウ畑になっていて、ワインセラーもたくさんあり、そうした農家の方々が今回の私たちのようなバイクツーリストに地元の食事とワインを提供するレストランを営んでいます。よく最近6次化産業と言われていますが、この地域では自然に生産・加工・販売を行う営みができていました。
(私たちが立ち寄った場所もnext bikeユーザーの先客がいました)
(家族で営んでいらっしゃる美しいレストラン)
食事中雨が降りましたが、すぐに止み、雨で洗われて更に透き通った空気の中、ブドウの木々に囲まれた美しい風景をバイクで走り続けました。
(ブドウ畑の中で集合写真)
(美しい教会の前で、少し休憩)
目的地に到着し、返却。返却の際は、アプリで返却した場所を登録するだけ。スマホユーザーでない方は電話で返却場所を伝えるだけ。あとは、利用時間に応じてクレジット決済でお金が精算される。極めてシンプルなシェアリングシステムでした。コストをかけずシェアする仕組みが非常に参考になりました。
帰りの電車を駅で待つ様子。
駅は、看板とベンチ代わりの石が2個。
こちらも極めてシンプルでした。(笑)
ウィーンに一旦戻り、チェックアウトしたホテルから荷物を持ってきて夜行列車へ。
CARUSOのあるブレゲンツはオーストリアの西の端で移動に7、8時間程がかかります。限られた時間を効率よく移動するため、この日は夜行列車で移動しました。
この日は、久々の運動で心地よく疲れました。
電車の中の微妙に揺れ続けるベッドが疲れた体に心地よかったです。
【オーストリア・スイスのカーシェア視察】
1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 帰国後
オーストリア・スイスのカーシェア視察 2日目 バイクシェアリングを学ぶ
2016.07.04