16日、万石浦公園仮設では、「スプリンター」を使ったテスト運行最終日でした。
お盆の最終日ということもあり、翌日の17日にミーティングを行い、本格運行を行うか否かの判断をいただこうと思っておりました。
事前にそれぞれの方々のご意向を伺おうと思い、話を伺っていると、一番頻繁に使用されている平塚さんが明日予定があり参加できないとの事でした。
たまたま、主要なメンバーがその時間、仮設内にいらっしゃったので急遽、集会所へ行き、ミーティングを行いました。
久々に集まって、色々お盆休みの過ごし方など世間話から始まり、次第にカーシェアリングの話になっていきました。
そして、全員一致で本格運行を行う事になりました。
名義人は増田さんが引き受けてくださいました。
「弟に先日購入した車を譲り、私はこの(カーシェアリングの)車両を活用しようと思っています」
と増田さんはおっしゃって下さいました。
後藤さんもご夫婦でメンバーに加わってくださり、どちらかがご自身達の車を使用されている際、この車を使用されます。
木村さんは、「当分車両を購入できそうにないので、この車両があるととても助かります」とおっしゃって下さいました。
という事でテスト運行を経て、最初の本格運行をここ万石浦公園仮設住宅で実施することになりました。
最初の車両は「プラッツ」です。※現在基金を集めているテスト運行用のものとは別です。
現在ガリバーさんが手配をかけてくださっており、名義変更の手続きを行い次第、車両を万石浦仮設住宅に届け、スタートします。
今、テスト運行用でくるま基金を集めている「プラッツ」の基金を、この本格運行用の「プラッツ」の基金にシフトして、使用させていただこうと思います。(テスト運行用のものは改めて集めます)
この本格運行の分は、名義変更等代行いただくのに追加で2万円位の諸費用がかかるので、17万円を集めます。
そしてスプリンターを別の仮設のテスト運行として使用します。
さて、ここでもう一つ嬉しい事が決まりました。
移送活動を行う事になったのです。
つまり、足の不自由な方やお年寄りの方等の送迎を仮設内で有志を集めてこの車両で実施するのです。
移送活動を行うボランティアさん等の活動を紹介し、これらの活動を利用するという選択肢もある事をご理解いただいたで、「地域の問題はできる限り地域の人間で解決する!」というご判断をいただき、まずは自分達で出来る限りやってみようという事になったのです。
明日、85歳のサイトウさんが日赤病院に朝9時に予約をされていたのですが、早速、行きを増田さん、帰りを後藤さんが送迎を行う事になりました。
万石浦仮設住宅、これからの動きがとても楽しみです。
万石浦仮設、カーシェア本格運行決定!
2011.08.17