お礼の言葉と
ご支援いただいた皆様からのメッセージ

vol.19 令和2年7月豪雨でお世話になった皆さんへ

2021.07.19

vol.19 令和2年7月豪雨でお世話になった皆さんへ

今日は昨年の九州地方での令和2年7月豪雨災害でお世話になった皆さまへのありがとうをお伝えしていきます。


令和2年7月豪雨災害でお世話になった皆さまへ、ありがとう!


ちょうど1年前。

人吉市での支援活動を始めました。

人吉での活動はなんの引き合わせか、全く知らない土地ではなく、

不思議なご縁がきっかけとなりました。


 【メールニュースvol.56】◆ 九州に車を届ける。被災地とコロナに向き合いながら ◆


(メールニュースからの引用)

“<不思議なご縁>

最近はコロナの影響で減りましたが私をセミナーの講師として
声をかけていただく機会が時々あります。

そんな中、昨年の9月に行政職員向けのセミナーという

私にとっては珍しい案件を紹介を受けて対応させていただいたことがありました。

当時、佐賀で豪雨支援真っ只中だったのでその状況や対応などについても

ご報告させていただいたのでした。

それが熊本県主催の

「熊本・人吉球磨企業誘致連絡協議会合同セミナー」

つまり、今回熊本で被災された地域の行政職員の方々が対象のセミナーだったのです。

発災直後、災害のことを知った私はすぐにその時ご挨拶させて頂いていた主催者・参加者の方々へ

私たちができることを改めて発信させていただいた結果、

熊本県・人吉市で打合せの場を設けていただき、6日から現地入りし諸々の調整を開始しました。”


セミナーの様子。

ただこの頃は新型コロナウイルスの感染拡大のため

これまで通り、現場に駆けつけて「初めまして!私たちはクルマの支援ができます!」

と調整をイチから行って行くにも困難な状況だったので

こういったご縁で事前にメールなどで調整ができたことはわたし達としても、とても助かりました。


貸出し拠点を罹災証明などを発行する行政窓口と同じ場所に設置させていただいたこともあり、

証明の申請ついでに車の相談に寄られる方も多くいらっしゃいました。

また、球磨村・芦北・八代の広い範囲からも申込があり、

八代市では、私たちが八代市に軽トラックの貸出しを行い、

市役所職員の方が坂本支所で軽トラックの貸出しを実施する、という連携のかたちも生まれました。


他にも、日田市ではNPO法人リエラさんにご協力いただき、

大牟田市ではNPO法人三池港未来のまちづくり会にご協力いただきながら

他の地域でも貸出しを展開していきました。

日田での貸出し

大牟田での貸出し

前年の台風19号の際に複数拠点での支援活動を経験しましたが、

その時の経験を活かし、もっと地元組織と連携して対応することはできないか、

と考えていました。

そして、新型コロナウィルス感染拡大防止の観点から県外の往来を極力取らないかたちを取りつつ、

車を必要とする方へ届けていくことができない、と考えたときに

地元のNPOと連携していく新たな支援のかたちが生まれました。


同年5月に設立した武雄市の九州支部が多きな役目を果たしました。

武雄拠点での貸出はもちろんのこと、武雄にプールしてあった車をすぐに人吉に届けることができ、

九州内での災害時の拠点として大きな役割を果たすことできました。

また、足りない台数については車の寄付を募り、同一県内だけの募集でしたが、

多くのお申し出をいただき、県内在住の架け橋ドライバーさんの手によって

人吉まで車が届けられました。

災害時の強い味方である、オートバックスセブンさんには積載車での車の運搬、

エーモン工業さんには車両の提供でご協力いただきました。


その後、2021年2月には

熊本県・自販連熊本県支部・軽自協熊本県支部・中販連熊本県支部ら

4者と災害時の協定を結びました。


熊本の皆さんのお力によって取り組むことができた支援活動でした。

人吉拠点のメンバー 兼田さん・白拍子さん・愛甲さん・段村さん。職場が被災したり、自宅が被災した中、力になりたい!と集ってくれた心強いメンバーです。

こちらから車を利用していただいた方々からのメッセージをご紹介しております。


人吉市長 松岡様からのメッセージ


活動報告のお時間もいただきました。

松岡市長、ありがとうございました。