vol.22 事務所の移転に協力いただいた皆さんへ
今日は2017年の事務所の移転、そして移築に携わってくださった皆さんへのありがとうを伝えたいと思います。
事務所の移転にご協力いただいた皆さまへ、ありがとう!
実は私たちの事務所、最初からここだったのではないんですね。
防潮堤工事に伴って2017年に今の場所に移転しました。
元々はボランティアベース絆で多くのボランティアさんの活動拠点ともにスタートし、
石巻市からの事業受託を受け、大瓜仮設住宅の集会所の一室をお借りして、始まった活動。
(仮設ができる前はテニスコートだったんですよ!)
防潮堤の工事が始まるのでそろそろ移転をお願いします。
車もスタッフの人数も増えたし、残る期限は約1年。
さて、どうしようか…。
そんな私たちのピンチを救ってくれたのは
多くのご縁でした。
車を停めるには大きな敷地が必要。
レンタカー事業もしているから駅近くがいいよね。
まずは土地探しだ!
土地のご縁を結んでくれたのは協会の車を使い、
半島の支援をしていたサードステージの杉浦さんです。
今の大家さんをご紹介いただきました。
さて、場所は決まったけども建物はどうしよう?
福島県浪江町の方々が避難生活を送る二本松市から
仮設住宅移築することになったご縁を結んでくれたのはたみちゃん、
そしてはりゅうウッドスタジオの芳賀沼さんでした。
土地も建物も決まったけども技術がない・・・
そんなピンチを救ってくれたのは文さんご夫婦との出会いでした。
たみちゃんとの再会から、二本松での解体、石巻での組立まで
これを読めばあなたも仮設の解体から組み立てまでできちゃう!
大変読み応えのあるブログとなっております。
ぜひ当時の様子をご覧ください。
ブログ 仮設住宅を移築する!(協力者募集)
ブログ ありがとう、大瓜の『カーシェアリング・コミュニティ・サポートセンター』!
事務所の移転に協力いただいた文さんご夫婦からのメッセージ
暑い夏の時期でとっても大変でしたが、
初めましての人たちがみんなでひとつの目標に向かって取り組む。
本当に楽しい現場でした。
それも文さん・ふきさんのおかげです。
本当にありがとう。
皆さん、今度いらした際にはそんな隅々までぜひご覧になってくださいね。
事務所の移転に協力いただいた信金中金様からのメッセージ
こうしたチャレンジができたのも、信金中金様をはじめとする「しんきんの絆プロジェクト」に関係した皆様のお陰です。
その後の取組に大きな影響を与えた支援を賜りありがとうございます!
そしてこの移築にご協力いただいた芳賀沼さん。
落成式の時に
「最初に話を聞いたときは予算もないし、本当にやりきれるとは思ってもいなかった。本当にすごい!」
と、芳賀沼さんらしい温かい言葉をかけていただきました。
2019年12月に芳賀沼さんはこの世を旅立ちました。
一緒にこの仮設住宅の移築プロジェクトを行っていただきありがとうございました。
ご冥福をお祈りいたします。