お礼の言葉と
ご支援いただいた皆様からのメッセージ

vol.24 九州支部設立にご協力いただいた皆さんへ

2021.07.24

vol.24 九州支部設立にご協力いただいた皆さんへ 

今日は九州支部設立に携わってくださったの皆さんへのありがとうと伝えたいと思います。


やまけんさんとの出会いから始まった。

令和元年8月豪雨後に武雄市内で支援対応していた頃、スタッフが参加したイベントでシン・ファンドレイジングパートナーの河内山さんから紹介を受けたのが佐賀未来創造基金の山田理事長でした。

佐賀未来創造基金さんは佐賀県と連携してNPO誘致を行っていて、私どもは九州で毎年のように起こる災害に対応できる拠点が必要だと考えていました。その出会いをきっかけに「九州支部構想」が生まれました。

佐賀未来創造基金さんは、私どもの講演会などを主催し、佐賀県や県内のCSO(佐賀県での非営利組織の呼び方)の皆さんに私どもの活動を紹介いただく機会をいただきました。

佐賀未来創造基金さんが開催してくださったセミナーの様子

佐賀県も災害支援の活動だけでなく、コミュニティ・カーシェアやソーシャル・カーサポートの事業にも関心を寄せていただき、石巻市まで視察に来ていただきました。

8人の画像のようです
佐賀県県民協働課さんが石巻に視察に来てくださたっ時の様子(右のスーツ姿のお二人)

九州支部を設立するには拠点とスタッフが必要で、その相談に乗っていただいたのはおもやい代表の鈴木さんでした。鈴木さんは、おもやいの地元ボランティアで陶芸家でもある江口さんを紹介して下さったのでした。江口さんのギャラリーと駐車スペースに九州支部を設立させていただき、江口さんが九州支部のメンバーとして参画いただけることになりました。

また、災害支援の担当として最後まで車の管理をしてくださった、いつみさんには本当に縁の下の力持ちとしてご尽力いただきました。また、おもやいボランティアのみなさんにも九州支部までの車の運搬などもご協力いただきました。

九州支部とメンバーの江口さん

災害支援活動を行いながら並行してそうした調整を行い、発災から約10か月後の2020年5月に佐賀県と佐賀未来創造基金と日本カーシェアリング協会の3者で進出協定を締結し、翌6月に九州支部を設立することができました。

協定締結後に支部メンバーの江口さん、佐賀未来創造基金の山田理事長と共に知事を表敬訪問した時の様子

九州支部を設立が九州の災害対応に活かされた

九州支部を設立した翌月に熊本県で令和2年7月豪雨が発災し、被災地で迅速に車を届けることができました。九州支部設立の最大の目的であった、九州での災害対応に支部設立が大きく貢献することがすぐに示すことができました。


ふるさと納税で支援いただけるようになりました

九州支部を設立して新しく始まったのが、「佐賀県ふるさと納税」による支援募集でした。私どもは豪雨で被災された事業者や生産者の商品を返礼品として設定したふるさと納税の仕組みを作り、支援を募ることができるようになりました。これによって支援いただける方々が小さな負担で大きな支援を行っていただけるようになりました。

ふるさと納税について詳しくは当協会ふるさと納税のページをご参照ください。


九州支部は、私たちにとって大きな一歩

これまで私たちは「石巻に雛形をつくる」ということを目指し取り組んできました。東日本大震災から10年が経ち私たちが次に進めていくのが、「石巻にできたひな型を全国に広げる」ということです。この九州支部はそんな私たちにとって、大きなネクストステップのための大きな一歩となりました。本当にたくさんの方々のご尽力の上、この大切な一歩を踏み出すことができました。ご協力いただいた皆様に心よりお礼申し上げます。


九州支部設立にご協力いただいた方からのメッセージ


佐賀未来創造基金さんをはじめとする佐賀県CSOの皆様ともしっかりと連携しながらより大きな貢献を行えたらと思ってます。どうぞよろしくお願いします。


石巻に視察に来ていただいた田島さんと古村さん、熱いメッセージをありがとうございます。私どもこそ、佐賀県に支部を作れて本当に良かったと思っています。心よりお礼申し上げます。

明日は、災害の時、連携させていただいている災害支援パートナーの皆さんへのありがとうをお届けする予定です。