vol.27 コミュニティ・カーシェアリングを導入した自治体の皆さんへ
今日はコミュニティ・カーシェアリングを導入してくださった自治体の皆さんへのありがとうを伝えたいと思います。
コミュニティ・カーシェアリングを導入してくださった自治体の皆さまへありがとう!
石巻の仮設住宅で始まった「コミュニティ・カーシェアリング」は活動を続ける中で、移動や高齢化の問題を抱える様々な地域から相談を受けるようになりました。私たちは石巻でひな型を作り、それを他の多くの地域へ還元することを目指してきたので、2018年に復興庁ハンズオン支援事業の協力の元「コミュニティ・カーシェアリング導入サポートプログラム」をつくり石巻以外の地域への導入を進めるようになりました。
あれから3年、今では石巻の導入地域数(10)を超え、11地域に導入が進められています。これはもちろん助け合いを行う地域のみなさんのがんばりの賜物ですが、そんな地域を縁の下で支えているの自治体職員の皆様なのです。
今回は、コミュニティ・カーシェアリングの導入を支えてくださった自治体職員のその姿を敬意と感謝の気持ちを込めてご紹介いたします。
石巻の現場を視察
遠路はるばる石巻の現場に視察に来て、実際に活動される方々の声を聞いて、まずは自ら取り組みへの理解を深めようと努められます。導入候補の地域が決まっている鳥取県や浪江町のように地域の方々と一緒に来られるケースもありました。
勉強会で周知
地域のキーマンを集めていただき、私どもを招いて、事例紹介をさせていただく機会を作ってくださる自治体さんもあります。勉強会の後、「挑戦したい!」と名乗り出る地域をそういう場で探されるのです。
専門家として派遣
導入が決まった地域へ私どもを派遣し、活動の立ち上げ支援を地域に提供します。鳥取県では地域の互助活動の相談窓口として㈱イミカの原田さんが相談を受け、コミュニティ・カーシェアリングに前向きな地域があれば、私どもが説明会を行い、導入を進めていく連携を行いました。結果、約2年半ほどの間に5地域の導入が行われました。
設立されたカーシェア会を補助制度でサポート
カーシェア会が設立された後、地域をサポートするための補助制度を調整してくれています。既存の補助制度を活用できるように調整いただいたりする場合もあれば、倉吉市や京丹波町のようにコミュニティ・カーシェアリングで活用できる補助制度を新設してくださる場合もあります。
他にも、私どもが地域とオンラインで打合せする際のセッティングなどに協力いただいたり、私どもが現地へ訪問する際の送り迎えなども対応いただいたりもしています。自治体職員の皆様の協力なくしては、今のコミュニティ・カーシェアリングの広がりは実現しえなかったと思います。
コミュニティ・カーシェアリング導入自治体の職員の皆様、本当にありがとうございました。
これからもよろしくお願いいたします!
コミュニティ・カーシェアリングを導入した自治体職員の皆様からのメッセージ
大津市の長谷川様、鳥取県の岩田様、メッセージありがとうございます。お役に立てたみたいで嬉しく思います。皆様のご尽力のお陰でスムーズな導入が行えたと思っております。心よりお礼申し上げます。