vol.11 NPO・支援団体の皆さんへ

2021.07.11

vol.11 NPO・支援団体の皆さんへ

今日は様々な現場で連携して活動をするNPO・支援団体の皆さんへの

ありがとうを伝えていきたいと思います。

NPO、支援団体の皆さまへありがとう!


最初は津波で車を失った方に車を届けるところから始まった私たちの活動ですが、

続けるうちに沢山の地域課題に向き合うNPOや支援団体の皆さんに出会いました。


NPOさんからの声を聞いて、

非営利団体って車を手にするのが大変なのだということを知り、

そういった団体のニーズに応える形でソーシャル・レンタカーの事業が始まり、

更にそれを利用しやすくするためにソーシャル・カーリースという

NPOさん向けの貸出プログラムが始まりました。


助成金の期間に合わせて半年、1年など短い期間で貸出ができるカーリースプログラム。
リースについてはこちら

結果、石巻市内外の様々なNPOや支援団体に活用いただくようになりました。

こども支援、就労支援、農業支援、地域づくり、

移動支援、漁業支援、コミュニティ支援・・・

これまでたくさんの団体に活用いただいてきました。


石巻復興きずな新聞舎さん、かぎかっこPROJECTさん、

フィッシャーマン・ジャパンさん、TEDICさん、

ワーカーズコープさん、日本医療ソーシャルワーカー協会さん、

イシノマキ・ファームさん、にじいろクレヨンさん、共生地域創造財団さん、

移動支援Reraさん、こども∞感ぱにーさん・・・

石巻だけでもここに書ききれない団体さんが活用いただいてます。


日本医療ソーシャルワーカー協会さんとは本当に長いお付き合いです。
こどもの遊び場やフリースクールなどを運営しているこども∞感ぱにーさん
こどもや若者支援を石巻圏域の広い地域で行うTEDICさん
P3220248.JPG
移動支援Reraさんとカーシェアのコラボ!

また、災害支援の際は、様々な災害支援団体さんと連携し、

被災された方々のサポートを行っています。

私たちの母体でもあるOPEN JAPANをはじめ、NGO結さん、

災害救援レスキューアシストさん、災害ボランティア 愛・知・人さん、

YNFさん、リエラさん、おもやいさん等、いつも連携させいたり、

車を活用いただいたりしています。

災害時は現地に発足される災害ボランティアセンターさんとも

いつも連携させていただいています。


さらに、2020年から宮城・佐賀・熊本の自立支援センターさん達と連携し、

生活困窮されていらっしゃる方々の生活再建支援を行う

「生活お助けカーリース」

もはじめました。



NPOさんや支援団体さんと協力したおかげで私たちだけでは視野を広げることができました。

また、私たちだけでは力が及ばなかったところまで

支援の手がとどくようになったと思います。

これからもよろしくお願いいたします!

石巻社協さんからのメッセージ

石巻復興きずな新聞舎 岩元さんからのメッセージです!

阿部さん、ありがとうございました。

明日は車のメンテナンスでお世話になっている整備工場の皆さんへのありがとうをお伝えしていきます。

vol.10 シンポジウム開催に協力いただいた皆さんへ

2021.07.10

vol.10 シンポジウム開催に協力いただいた皆さんへ


10日目の今日は、「コミュニティ・カーシェアリングシンポジウム」の開催にご協力いただいた皆さんへのありがとうです。ドメスティックな団体と思われがちな私たちですが、実は海外のカーシェアリングの団体とも関係を築いてきました。その集大成がこれまで2回開催してきたコミュニティ・カーシェアリング・シンポジウムです。そこに関わるエピソードをご紹介していきます。

シンポジウム開催にご協力いただいた皆様にありがとうございます。


地域住民でルールを決め、運用していく「コミュニティ・カーシェアリング」。

石巻が発祥かと思いきや、カーシェアリング発祥の地、ヨーロッパでも実施されていることを教えていただいた方がいらっしゃいました。

それが、柴山多佳児先生(ウィーン工科大学交通研究所)でした。なんと柴山先生は石巻出身。不思議な縁を感じました。
当時のブログ https://www.japan-csa.org/blog/archives/571

その後、柴山先生にアテンドいただき、オーストリアでコミュニティ・カーシェアリングを実施しているCARSUO CARSHARING e-Gen 、スイスのモビリティ社へノウハウを学びに行きました。視察内容は以下のブログにまとまっています。ここでのクリスチャンとの出会いがシンポジウムの開催につながりました。
視察ブログ①https://www.japan-csa.org/blog/archives/576
視察ブログ②https://www.japan-csa.org/blog/archives/577
視察ブログ③https://www.japan-csa.org/blog/archives/578
視察ブログ④https://www.japan-csa.org/blog/archives/579
視察ブログ⑤https://www.japan-csa.org/blog/archives/580
視察ブログ⑥https://www.japan-csa.org/blog/archives/583

そして、2016年10月8日、第一回のシンポジウムを開催しました。
視察に協力してくれたCARUSOのクリスチャン、ウィーン工科大学の柴山先生、政策研究大学院大学の家田先生、東北大学の鈴木先生、NTTデータ東北の樫部社長(当時)、協会の吉澤が登壇。コミュニティ運営方式のカーシェアリングの事例を紹介し、議論するという、なかなかない価値のあるシンポジウムとなりました。

第一回コミュニティ・カーシェアリング・シンポジウム開催報告


そして、クリスチャンは「ヨーロッパにはCARUSOと似たような仕組みでカーシェアリングを行っている団体がいくつかあるよ」ということを教えてくれました。これが2017年のヨーロッパ視察、2018年の第二回シンポジウムにつながっていきます。

2017年にはベルギー、チェコ、オランダ、ドイツで住民主体のカーシェアリングを実施している団体を訪ね、彼らの仕組みについて教えていただきました。

訪問したのは以下9つのカーシェアリング実施団体。ベルギーのAutodelen、Taxistop、Cambio、D ē gage、ECO MOBILITEIT GENT、Partago、チェコのAutonapůl、オランダのMywheels、ドイツのVaterstettener auto teiler e.V. 

皆さん快く対応してくださり、また、震災から立ち上がるために生まれたカーシェアリング、という私たちのストーリーに驚いているようでした。

2017年の時点で、生活の質を向上させるために自治体が主導してカーシェアリングを進めたり、EVシフトが進んでいたりと、モビリティに関する現在地が日本と随分違うのだなぁと思った覚えがあります。

それ以外でもクリスチャン、柴山先生、奥間さんににアテンドしていただき、WOCOMOCO(World Collaborative Mobility Congress)に参加。主催者の方からサプライズで表彰していただいたりと何とも記憶に残るヨーロッパ視察となりました。

【ヨーロッパ視察 速報①~⑤】https://www.facebook.com/japancsa/posts/1504616236241379
https://www.facebook.com/japancsa/posts/1505944572775212
https://www.facebook.com/japancsa/posts/1506996459336690
https://www.facebook.com/japancsa/posts/1507058795997123
https://www.facebook.com/japancsa/posts/1507109509325385

視察の翌年、特に私たちの活動と似た特性を行っていたTaxistop、Autodelen、Vaterstettener auto teiler e.V. に協力し、石巻で第二回コミュニティ・カーシェアリング・シンポジウムを開催しました。

ここでご登壇いただいたのは第一回に同じくウィーン工科大学の柴山先生、長岡技術科学大学の鳩山先生、Taxistopのアンジェロ、Autodelenのジェフリー、Vaterstettener auto teiler e.V.のウィルマ(動画で参加)が共助のモビリティの仕組みについてご説明頂きました。

第二回コミュニティ・カーシェアリング・シンポジウム開催報告

シンポジウム中で印象に残っているのは、アンジェロが”Mobility is right. (自由に移動できることはすべての人にあるべき権利だ、という文脈でした)と言い切っていたこと。
公共交通やカーシェアリング、ライドシェアリングを駆使し、車椅子の方も、困窮されている方も、車を持ちたくない人も。全ての人が移動できるインクルーシブな交通の仕組みを目指している決意が見て取れました。
形態は違えど、私たちも被災された方、免許返納した方、困窮により車を持てない方の移動を寄付車を活用した仕組みで実現しようとしており、なんだか嬉しくなったのを覚えいます。

海外視察、シンポジウムを経て、私たちの視野は確実に広くなりました。発表いただいた方のみならず、シンポジウムの開催に向けて協賛をいただいた企業様もいらっしゃいました。ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました!

シンポジウム開催に協力いただいた方からのメッセージ






家田先生、柴山先生、クリスチャン、温かく身の引き締まるメッセージありがとうございました! 第3回シンポジウムもいつか実現できたらな、と思います。

明日は震災直後からともに活動してきた石巻の非営利組織の方からのメッセージです。お楽しみに!

vol.9 専門家の皆さんへ

2021.07.09

vol.9 専門家の皆さんへ

今日は私たちの日常のお困りごとをズバッと解決!

相談に乗ってくださっている専門家の皆さんへのありがとうを伝えたいと思います。

技能を活かしてサポートしてくれた専門家の皆さまへありがとう!


当時ペーパードライバーだった人間が立ち上げた日本カーシェアリング協会。

当然ながらカーシェアリングに関する知識があるわけではありませんでした。

さてどうしよう、ということでオリックスレンタカー様や交通エコロジー・モビリティ財団様や、埼玉で地域で運営するカーシェアリングを行っていた「志木の輪」様にカーシェアリングのことを教えていただいたのです。

教えていただいたこととを参考にして、石巻で行う地域でシェアするカーシェアリングの漠然としたイメージができあがりました。
交通エコロジー・モビリティ財団様を訪問した当時のブログ https://www.japan-csa.org/blog/archives/19
志木の輪様を訪問した当時のブログ https://www.japan-csa.org/blog/archives/20

そして、法人なんて立ち上げたことのなかったのですが、友人であり司法書士の渡邊先生が非営利型の一般社団法人の設立手続きを進めてくれたのでした。それがちょうど10年前の7月です。

法人設立した当時のブログ https://www.japan-csa.org/blog/archives/26

それ以降も、本当に沢山の方々に助けていただいて今の私たちがあります。

私たちにあったのは、「寄付車をつかったカーシェアリングの仕組みが社会をよくする!」
「石巻から助け合いの雛形を作る!」そんな青臭い熱意だけでした。

そして、本当に有難いことに、思いだけで突っ走る私たちを専門スキルで応援してくれる方々に恵まれたのです。

デザインの力で活動をわかりやすくしてくれた吉田耕作君・宮本ゆりちゃん・深浦さん・正木先生、会計の仕組みのことを一から教えていただいた竹中先生、ITスキルを活かしてHPづくりにご協力頂いたJ-tipsさん、法務スキルでサポートいただいている西村あさひ法律事務所の有志の皆様、税務面をずっとサポートしてくださっている庄司慈明税理士事務所の皆様、就業規則の作成など初期の労務面で協力いただいた山室社会保険労務士事務所様、持続可能な組織づくりに協力していただいたイミカの原田さんや日本総研様や奥間さん東北大の鈴木高広先生、広報スキルを授けてくれたシン・ファンドレイジング様やほとりび様、情報セキュリティに関する支援をいただいたイーパーツ様、人事制度構築に協力いただいた茂木さんなど、挙げたらきりがないほど、沢山の企業やプロフェッショナルの方々に助けていただきました。

J-tipsさんは災害支援用のランディングページ作成や今のホームページデザイン等(あと六魂祭にもブース出展させていただいたりしました)にご協力いただきました
吉田耕作君はレンタカーパンフレットや報告書のデザインオリジナル缶バッジを作って提供してくれました。https://www.japan-csa.org/blog/archives/513
尾畠ふみおさんはまんがで私たちの活動をわかりやすく説明してくれました(海外でも絶賛でした。)

様々な角度から私たちを支援してくださった、全ての専門家の皆様に心から感謝申し上げます。本当にありがとうございました!!

専門家の皆さんからのメッセージ



イタリア紙に掲載された尾畠さんが書いてくれた漫画を紹介したブログもありました。
https://www.japan-csa.org/blog/archives/344


まんがさん、耕作くん、庄司先生、温かいメッセージありがとうございました!

明日はシンポジウムの開催にご協力頂いた方へのありがとうをご紹介します!お楽しみに!

vol.8 石巻専修大学✕NTTデータ 業務改善プロジェクトに協力いただいた皆さんへ

2021.07.08

vol.8 石巻専修大学✕NTTデータ 業務改善プロジェクト協力いただいた皆さんへ

今日は石専修大学✕NTTデータ JCSA業務改善プロジェクトに関わってくださったプロボノの皆さん、

石巻専修大学の皆さんへのありがとうと伝えたいと思います。

舛井ゼミ✕NTTデータ JCSA業務改善プロジェクトに関わってくださった皆さまへありがとう!


昨日から続いてのプロボノ支援のご紹介です。

数あるプロボノ支援の中でも長期的かつビックプロジェクトとなったのが


カーシェア業務改善プロジェクト


です。


はじまりは2014年6月。

NTTデータさんと石巻専修大学 経営学部の舛井ゼミ・竹中ゼミに協力いただき、

実践授業の一環として私たちの業務内容やユーザーの利用環境に対して

課題を見つけ、

ITを切り口にその改善に取り組んでくださることになりました。

3チームに分かれて業務改善を提案していくことになっていくわけですが、

その時の様子についてはぜひ当時の熱いブログをご覧ください♪


 ブログ 2014年8月10日 カーシェア業務改善プロジェクト


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はじめまして!のあとのグループワークの様子。ブログより。

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住吉の今はなきベースに戻って白熱した意見交換!ブログより。

  ブログ 2014年9月6日 業務改善プロジェクトプレゼン


当時のブログを読み返していると

わたし達の活動に対し、NTTデータさん、舛井ゼミの皆さん、竹中ゼミの皆さん

が本当に一生懸命に考えに考え抜いて、やり遂げようとする

姿が目に浮かびます。

(なんだかバウさんの教えを体現してくれているみたいで嬉しいですね)


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プレゼンの後でほっとした表情のみなさん。

でもここで終わりでは改善ではありません。

見事プレゼンを勝ち抜いた2つの改善プロジェクトである


 ・車両管理の仕組みの改善(システム班)

 ・作業内容のマニュアル化(マニュアル班)


は、ここから本番。


学生たちは毎週ベースに訪れてくれ、

実業務について詳細にヒアリングをし取り組みを進め

NTTデータの皆さんとも夜な夜なWEB会議をし、

時にやさしく、時に厳しく

ご指導いただきながら2016年3月を迎え、最終の成果発表&納品となるのでした。


 ブログ 2016年3月30日 ish@re成果発表会


そしてこの時にできた車両管理システムは

その後も改善し続け、今でも私たちの寄付車の車検時期がどこで誰が使用しているのか

を管理する大切なシステムとして使用しています。

(さらなる進化としてkintoneを使用しての管理を始めるべく、

 システム構築中です!)


同様にマニュアルも今では工程管理を含めたスプレッドシートに進化していますが、

提供の流れや名義変更時に必要なものなどは変わらずに使用しています。

(昨年はさらなる改善のため、トヨタ・モビリティ基金様の

 「トヨタ生産方式」による業務改善をおこないました!)

マニュアル班によるマニュアル。

これらの取り組みを通じて私たちの中でも

改善し続けること、進化し続けること

が根付きました。

そういった土壌を育んでいただいた「カーシェア業務改善プロジェクト」へ

関わってくださった皆さんへ心からの感謝を申し上げます!


本当にありがとうございます!


そしてこれからも私たち、事務局チームを支えるプロフェッショナルとして

末永くお付き合いください。

プロボノとして協力いただいたからのメッセージ



明日は専門家の皆さんへのありがとうをお伝えいたします。


vol.7 プロボノとして協力いただいた皆さんへ

2021.07.07

vol.7 プロボノとして協力いただいた皆さんへ

今日は協会にプロボノとして協力くださっている皆さんへのありがとうを伝えたいと思います。


プロボノとしてくださった皆さまへありがとう!


この10年、協会の活動は多くのボランティアさんと

職業知識やスキルを活かして活動に参加してくださるプロボノの皆さんによって

「組織」として形を成してきました。


2012年にはボランティアベース絆(住吉町)に活動いらしていたNTTデータの社員さんによって、

ブログページの改善をしていただいたり、運転チェックシートの分析シートを作成いただいたり。

そして私たちへのサポートに留まらず、カーシェアの会員さんに向けて「パソコン教室」を開催したりしました。


他にも社労士さんに就業規則や雇用契約書などをお手伝いいただいたり

定期的に見直しをして法改正に沿っているかなど見てもらったりしました。

(意外ときちんと組織運営してるんですよ!)


 ブログ 2012年10月6日 パソコン教室がはじまりました!

 ブログ 2012年9月25日 縁の下のNTTデータさん


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協会スタッフの千葉さんも一緒になって学び、ちらしをつくったり、同窓会のお知らせハガキも作れるようになりました♪

その後、いろいろな方々が石巻のベースを訪れてパソコン教室を開いてくださいました。

新しいパソコンを買ったけども設定が分からない!となれば休みを使って石巻にきてくださったり。

趣味を生かして写真撮影や、名刺を作ってくださったり。


こういった取り組みが縁となり、明日のブログでご紹介する

「業務改善プロジェクト」などを経て、

今でも月に1回、夜な夜なIT導入による業務改善についての

ミーティングの場を設けています。

活躍するフィールドが変わった方もいますが、

今でも変わらずにお付き合いいただきありがとうございます。

「プロボノ」というと社会人のイメージがありますが、

学生を巻き込んだプロボノのかたちもありました。

石巻専修大学の学生とNTTデータさんが一緒になって日本カーシェアリング協会の業務を

IT技術を使って解決していこう!というプロジェクトです。


そしてこの時に竹中ゼミの学生として参加していた鈴木くんが

数年後、協会の事務局スタッフ(経理担当)として

本腰を入れて活動に参加してくれるようになったのもとてもうれしいことです。


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左手前が鈴木くん(けんちゃん)。経理&協会のシステムを一手に担当しています♪

 ブログ 2014年6月27日 竹中ゼミの会計合宿


さて、ここから非常に濃~~~い

石巻専修大学✕NTTデータ業務改善プロジェクト

が始まっていくのですがそのエピソードはまた明日のブログで紹介いたします。


近年ではご縁あって、西村あさひ法律事務所の方々がプロボノとして

私たちのコミュニティ・カーシェアリングに関する取り決めの資料や

カーリース事業の契約書、

災害支援時の注意事項書類などをチェックしていただき、

利用者の方々や協会にとっても法的に安心できる体制づくりに取り組んでいます。

これらのプロボノ活動を通して着実に事務局にノウハウも蓄積され、

活きた知識を得ることができ、スタッフのスキルもアップも叶っています!


みなさん共通してすごく親身になって課題を解決するお手伝いをしてくださったり

私たちが分かりやすいように説明してくださったりと

協力していただき本当にありがとうございます。

プロボノとして協力いただいたからのメッセージ




明日は石巻専修大学✕NTTデータ業務改善プロジェクトに携わってくださったみなさんへの

ありがとうをお伝えいたします。

vol.6 キャラクターデザインに協力いただいた皆さんへ

2021.07.06

vol.6 キャラクターデザインに協力いただいた皆さんへ

今日はスートン&ローリーの誕生に関わってくださった皆さんへのありがとうを伝えたいと思います。

キャラクターデザインに協力いただいた皆さんへ、ありがとう!


皆さん、おなじみのスートン&ローリー。

協会の寄付車のフロントでいつもニコニコ。

ホームーページやSNSでもニコニコ。

活動報告書でもニコニコ。


いつでもどこでもニコニコ顔の癒し系のおふたり。


彼らが何者か皆さん、ご存じですか?

直接ふたりに聞いてみましょう!



“ぼくらは「シェアルパカー」⽯巻で⽣まれた動物型の⾞だよ!

 ⻩⾊のボディーがきれいでしょ!ぼくは1号の「スートン」さ。みんなを元気に運ぶよ!”


“⻘⾊のボディーがかっこいいでしょ!ぼくは2号の「ローリー」さ。いつもみんなと⼀緒だよ!

   毎⽇、被災地でがんばるよ!みんな、よろしくね!”


協力:Kenichi Masaki Media Lab.


彼らはシェアアルパカーなのです!


このキャラクターの誕生はボランティアベース絆にボランティアとして来ていた

もちさんとの出会いでした。

寄付車に貼るクルマ基金での協賛者さんのお名前をもっとかっこよくできないか?

と相談したことがきっかけでした。

そこから東京学芸大学の正木賢一先生、学生の方々に話が伝わり、

ロゴとキャラクターのデザインをしていただくことになりました。


新ロゴ2

こちらのロゴは車の寄付者と利用者との二人三脚から生まれるカーシェアリングの

「つながり」

を表現しています。

中央に現れるハートマークは、協会の活動に賛同する協力企業や提供者の思いを象徴するとともに、

そうした支援に対する利用者の感謝の意でもあります。

イメージカラーは、東日本大震災からの復興を願う

希望の「オレンジ」と

クリーンな共同車の「ブルー」です。

協会の活動を通じて、多くの人たちが「笑顔」になることを願ってデザインしました、と語ってくれました。


 ブログ 2012年3月12日 ホームページリニューアルのお知らせ


そこからキーホルダー、ステッカーなどのたくさんのグッツも誕生していきました。


  ブログ 2012年4月29日 スートンとローリーから広がる輪


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ぬいぐるみは今でも健在です! ブログ 2012年7月14日より
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そして待ちに待った4月30日にはお披露目会も行われました。


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 お披露目会の様子。じゃじゃーん! ブログ 2012年4月30日 キャラクターお披露目会より

そこから月日は流れ災害支援やコミュニティ・カーシェアリングの導入を通じて

宮城県外でもスートン&ローリーをフロントに貼った寄付車が全国を走るようになってきました。

石巻市内でもそうですが、遠く離れた災害の被災地でも同じステッカーを貼った車とすれ違ったり、

駐車場に止まっている姿を見るとなんだか嬉しく、そして親しみを感じます。


特に被災地では車を貸し出すときにステッカーを見ると皆さん自然と笑顔に。

込められた願いの通り、元気と笑顔を運ぶシェアアルパカ―さんたちです。


このふたりとロゴを生んでくれた、Kenichi Masaki Media Lab.の皆さん、

被災地に笑顔を届けてくれてありがとうございます。

キャラクターデザインに協力いただいた方からのメッセージ



明日はプロボノの皆さんへのありがとうをお伝えします。

vol.5 助成団体の皆さんへ

2021.07.05

vol.5 助成団体の皆さんへ

今日は助成団体の皆さんへのありがとうを伝えたいと思います。

助成団体の皆さんへ、ありがとう!


私たちの活動はお金がかかります。なぜなら車の維持費にお金がかかるからです。

そんな私たちの活動を支えてくださったのが助成団体様なのです。

活動当初は、メールニュースを発信しながら寄付を募り、

それで経費を何とか賄いながらやっていきました。

もちろん、私たちは無給です。

半年間その状態で走り続けたのですが、台数の規模が大きくなるにつれて、

そのやり方も限界となりました。


そんな中、2011年の夏の終わり頃に同じように現地で支援活動を行う方々が


「助成金」


を受けて活動していると聞き、私たちもチャレンジし始めたのです。


2011年9月の末頃、

ジャパン・プラットフォーム様から助成金の採択の連絡をいただきました。

そこで貸し出していた車の維持費と、

更にその時活動を手伝ってくれていたトモ君と、吉澤が

10月から人件費として最低限生活できるくらいの日給をいただき

活動できるようになりました。


「活動を続けられる」


と心からホッとしたのを覚えています。


<当時の様子をブログで紹介していました>

ブログ 2011年11月4日 ジャパン・プラット・フォーム様 くるま基金3台ご協力いただきました


その後も様々な助成団体の皆様にに活動を支えられ

取り組みを続けることができています。

事務局の経費だけでなく、

事業継続のための組織基盤強化のための経費なども支援いただいたりしました。

企業と連携して助成プログラムを提供している日本NPOセンター様をはじめとする

中間支援団体様にも大変お世話になりました。


中には、復興庁様や今回メッセージをいただいたトヨタ・モビリティ基金様のように、

資金的な支援のみならず専門家を派遣していただき

人材育成や業務効率化の支援をいただいたりもしました。


今、こうして活動を続けられているのは助成団体様のお陰です。


心から感謝申し上げます。


これまで支援いただいた多くの助成団体様を代表して今回は

ジャパン・プラットフォーム様、

トヨタ・モビリティ基金様より

あたたかいメッセージをいただきました。

助成団体さんからのメッセージ


 ブログ 2012年2月17日 ケンさんとMさんとジャパンプラットフォームさんのご協力



■Special Thanks

※敬称略にて失礼いたします。


公益財団法人公益法人協会 / 信金中央金庫 / 真如苑 / ソフトバンクつながる募金

株式会社大和証券グループ / 武田薬品工業株式会社 / 社会福祉法人中央共同募金会

Yahoo!JAPANネット基金 / 特定非営利活動法人日本NPOセンター / 公益財団法人日本財団

社会福祉法人宮城県共同募金会 / 公益社団法人日本フィランソロピー協会 /

認定NPO法人ジャパン・プラットフォーム / トヨタ・モビリティ基金


明日はキャラクターデザインに協力いただいたい皆さんを紹介します。

vol.4 学生整備プロジェクトへ協力いただいた皆さんへ

2021.07.04

vol.4 学生整備プロジェクトへ協力いただいた皆さんへ


今日は学生整備プロジェクトへ協力いただくすべての皆さんへの、ありがとうを伝えていきたいと思います。



学生整備プロジェクトへ協力してくださった皆さまへ、ありがとう!


振返ってみるとプロジェクトの始まりは2011年10月。

兵庫県姫路市にある日本工科専門学校(現:専門学校日本工科大学校)の

自動車整備士を目指す学生さんたちが石巻にきてカーシェアカーを点検してくれたのが始まりでした。


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当時の様子。必要な道具を全て学校から持ってきてくれました。

  ブログ 2011年10月27日 学生整備プロジェクトスタート!


車を扱うことに対して初心者だった私たちには知らないことだらけで、

準備すべきものもたくさん。

東北の冬に必要なスタッドレスタイヤがない・・・

よし!タイヤメーカーさんへ相談してみよう!

毎回タイヤを剥き替えていては大変だよ、ホイールを用意しよう!となれば、

解体事業者さんへ相談したり、ホイールメーカーさんへ相談したり。

エンジンオイルも必要だよね!となれば

よし!まずはオイルメーカーさんへ相談してみよう!

他にもワイパーやケミカル製品、バッテリーなど徐々に徐々に車に必要なものを

多くの企業様からのご支援が集まってきました。

私たちが「寄付車をつかった支援活動をしています」と言えるのも

こういった支えがあってのものです。


これらの車を実際に整備したりタイヤ交換したりする学生さんたちは

日本工科大学校様をはじめ、赤門自動車整備大学校様にも過去には協力いただきました。

そして宮城県整備振興会石巻支部様をはじめとする石巻市内の整備工場様にも広がっていきます

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当時の奮闘の様子。

 ブログ 2013年5月26日 『支援』から『助け合い』へ(整備プロジェクトのご報告)

2013年11月からは当時の石巻専修大学 理工学部機械工学科 の教授であった山本先生からの

「専修大学の学生だけでやってみましょう」の一言から

現在のかたちである、石巻専修大学の学生によるプロジェクトが始まり、

年2回の恒例イベント(学生たちにとってもは授業)として定着していきました。


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 ブログ 2013年11月29日 学生整備プロジェクト2013秋報告

 ブログ 2021年5月7日 2021年 春の学生整備プロジェクトを実施しました


2020年にはコロナ影響で泣く泣く中止になったプロジェクトを

カメイ株式会社様(Dr.Drive EneJet石巻中里店)にご協力いただいた時もありました。


 ブログ 2020年5月29日 春のタイヤ交換を実施しました


車にとって定期的に交換が必要となるパーツを用品メーカーさんに協賛いただき、

それらを学生たちが作業をすることで私たちにとっては

車を維持費の面でとても助かっていますし、

その分車を必要とする方に安く貸し出すことができています。

プロジェクトを始めた当初に比べると、ちょっとだけ自動車整備士を目指す生徒数は減りましたが、

学生さん達にとっても実習車ではなく、実際に公道を走っている車を

触り、利用者の方々と触れ合い、地域社会に触れる機会を創出できていることをうれしく思います。

今日まで活動を続けてこれたのも私たちが集めた「寄付車」を支えてくださった皆さんのおかげです。

本当にありがとうございます。

学生整備プロジェクトへ協力いただいた方々からのメッセージ






明日は助成団体の皆さんへのありがとうをお伝えします。

vol.3 利用者の皆さんへ

2021.07.03

vol.3 利用者の皆さんへ

今回は、私たちがお預かりした寄付車を活用している利用者の皆様に感謝の気持ちを伝えたいと思います。

私たちがお預かりした寄付車は多くの方々に様々な形でご利用いただいています。

石巻の仮設住宅で3人で始まったコミュニティ・カーシェアは

今では石巻以外の地域にも多く導入され現在800人以上の方々が利用されています。

最初に車を届けた時の様子。この3人のおじさんが車を活用することから始まりました。

 2013年秋に免許を取得し支援活動で訪れるボランティアさんの足となるために始めたレンタカーは、

キャッシュバック制度を利用して地元の商店を訪れるために利用したり、

語り部の言葉を聞きながら巡れる「語り部ナビ」を活用し、

震災当時の様子を知るために利用されたりもしています。

キャッシュバックの対象の商店街(当時のおしかのれん街)のみなさん

 2016年にはじめたカーリースはNPOや起業家や移住者等の地域を支える方々に利用いただいたり、

地域の自立支援窓口と連携して生活再建のために利用いただいてます。

 2014年の秩父での大雪の際に1台の軽トラの貸出から始めた災害支援活動は、

その後毎年のように起こる災害で対応し、

約100台規模で被災された方や支援活動される団体などに利用いただくようになりました。

豪雪の災害にあった秩父地方に除雪用に軽トラを貸し出したことから災害の対応が始まりました。

<それぞれの活動が始まる様子を当時のブログで紹介しています>

ブログ 2011年7月24日 仮設カーシェアリングスタート

ブログ 2013年12月30日 レンタカースタート!

ブログ 2014年3月2日 秩父で除雪カーシェア


実は私たちが利用者の方々から力をいただいています

コミュニティ・カーシェアを通して地域で支え合いを行われる姿に心を和まされたり


被災されたり、生活困窮された方々のお役に立てた時は私たちも大きな喜びを得たり

更にレンタカーやカーリースを借りていただくことで活動を支えていただいたりしています。


利用者の皆様の笑顔や活動への参画が私たちの原動力なのです。

利用いただいている皆様に心から感謝します。ありがとうございます。

最初の利用者(ボランティアドライバー)の増田さんへインタビューをおこないました。

代表理事の吉澤が増田さんの仮設住宅のドアをノックするところから話が始まります。

増田さんはボランティアドライバーとして高齢の方の通院支援等を行い、

そう言った活動からコミュニティが生まれていったのでした。

ぜひご覧ください。



明日は、学生整備プロジェクトにご協力いただいた皆様をご紹介します。お楽しみに!


vol.2 架け橋ドライバー(運搬ボランティア)の皆さんへ

2021.07.02

vol.2 架け橋ドライバー(運搬ボランティア)の皆さんへ

 寄付いただいた車を、車を必要としている場所へ運転してくださる
架け橋ドライバー(運搬ボランティア)の皆様、いつも本当にありがとうございます。
 私たちの活動は東日本大震災で甚大な被害が出た石巻に車を届けることから始まりました。これまで500台以上のお車が協会に寄付され、被災地や車を必要としている方のもとでシェアされてきました。私たちはスタッフの数が少ないこともあり、提供者さんのもとから車を運搬するのを自前で完結することができません。
 そこで私たちは、車の運転に協力いただける方を募り(車の提供者さんの元から運搬先までの交通費は協会負担、帰りの費用は自己負担)、車の運搬協力を依頼してきました。

2016年、岩手県岩泉町を台風が襲った際に架け橋ドライバーを募集した際の画像

 車を寄付していただいた方が「愛車との最後のドライブを楽しみたい」と運んでくださることもありますが、寄付車の多くが架け橋ドライバーのご協力により石巻や全国の被災地に届けられています。裏を返せば、架け橋ドライバーの協力無くしては私たちの活動は成り立たないということです。ときには1000km以上の道のりをはるばる運転してくださる方もいらっしゃいます。また、ある時には、ある企業の社員の皆様がバトンリレーのように車をつないで、被災地に運んでくださったこともありました。

 昨年の令和2年7月豪雨では、コロナウイルスの感染拡大に配慮し、熊本県内でドライバーチームを結成しました。64人の方に登録いただき、新たに同県内で寄付された23台の車を熊本県内の架け橋ドライバーさん達が人吉まで運搬してくださいました(ドライバーの呼びかけにも協力いただきました)。熊本県全土から寄せられる新規提供のお車を被災地に運ぶにあたり、すぐ反応してくださりとても心強かったのを覚えています。

令和2年7月豪雨時の架け橋ドライバーチームの画像

 車を届けていただいたときに、車の提供者さんのことをお話いただくことがあります。「すごい大事にしていた車みたいだよ。」「出発前、車に「頑張るんだよ」って声をかけていたよ。」そんな提供者さんの思いも一緒に石巻や被災地に運んでくれる架け橋ドライバーの方々に、心から感謝します。本当にありがとうございます。

 

架け橋ドライバーさんからのメッセージ


車の寄付、運搬ボランティアなど沢山ご協力いただいた渡邉さん

渡邉さんが奥さんと九州北部豪雨災害の時に車を届けた様子が当時のブログにありました。

 ブログ 2016年8月1日 お届けしました①【九州北部豪雨支援】 より 


毎回1000キロ近い長距離を運搬してくださるスーパー架け橋ドライバーの霜崎さん


お二人とも一度のみならず、何回も車の運搬にご協力いただきました。渡邉様、霜崎様あたたかいメッセージをいただき、ありがとうございました。

ここでは紹介しきれませんが(本当はお一人お一人ご紹介したい。。)、お二人以外にもこれまで架け橋ドライバーとしてご協力いただいた沢山の皆様がいらっしゃいます。本当にありがとうございました。

 


 最後になりますが、日本全国に善意の寄付車が行き渡るように、Facebook上で架け橋ドライバーの情報共有グループをつくりました。ご興味のある方がいらっしゃいましたら、是非ご参加いただけたら嬉しいです。

上記リンクからご参加いただけます。

明日は、初めてカーシェアを始めた万石浦仮設住宅のエピソードをご紹介します。お楽しみに!